1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

六本木の老舗喫茶店「アマンド」が60周年、あすリニューアルオープン「売上の70%を物販の構成に」

ORICON NEWS / 2024年7月16日 15時48分

「アマンド六本木店」外観イメージ

 1964年にオープンした東京・六本木の老舗喫茶店「アマンド六本木店」が17日、リニューアルオープンする。それに先駆けて16日、メディア向けに内覧会が行われた。

【写真】六本木の華やかさをイメージした『六本木アフターパフェ』

 60周年を記念した同店の新たなコンセプトは「オールドニュー」。店舗の外観や内装を、同店開業当時を彷彿(ほうふつ)とさせる“アマンドカラー”の家具やパラソルを模したシェードとし、なつかしさを感じさせるデザインに更新。さらに、六本木の街に観光客が増えていることから、お土産やプレゼント等のテイクアウト需要を見込み物販を強化。これまで喫茶スペースも併設していた1階部分を物販のみの専用フロアとした。また、2階部分をガラス張りにし、六本木交差点の様子が着席していてもわかるように工夫した。



 商品のレシピも見直し、名物のひとつである「六本木リングシュー」や「六本木アフターパフェ」などの生菓子をテイクアウト向けに展開する。また昭和時代から続く焼菓子のレシピも見直した。

 代表取締役社長の勝俣勉氏は、1946年に創業したアマンドの歴史について「戦後物資の少ない中で、甘いものでみなさんをしあわせにしたいという思いから始まりました」などとブランドの歴史を説明。コロナ禍での銀座店の閉店も触れ、「個人的に、今のインバウンドのお客様は、まだまだ六本木に戻ってきている感じは以前ほど感じていません」とコメント。「テイクアウトの需要は『六本木の洋菓子店』というかたちで、まずは(六本木での)生活圏の中で『六本木土産』として、昔ながら、新しい商品ということで提供していきたい」と意欲を語り、「売上目標を120%、物販70%、喫茶30%の構成を目指す」と意気込んだ。

 「アマンド六本木店」は六本木交差点の目の前にあり、待ち合わせ時に同店で時間を過ごすことが、昭和当時の“六本木スタイル”として人気を集めていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください