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佐藤信介監督、吉川晃司の役作りに驚き 『キングダム』撮影数ヶ月前から役作り もはや禅問答「俺がホウ煖をやる上で、ホウ煖はどうあるべきか」

ORICON NEWS / 2024年7月12日 19時43分

『キングダム 大将軍の帰還』初日舞台あいさつに出席した(後列左から)佐久間由衣、岡山天音、新木優子、三浦貴大、佐藤信介監督、(前列左から)小栗旬、吉沢亮、山崎賢人、大沢たかお、清野菜名(C)ORICON NewS inc.

 俳優の小栗旬(41)、佐藤信介監督が12日、都内で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』初日舞台あいさつに登壇した。

【写真】仲良し!和やかな雰囲気で会場を盛り上げた吉沢亮、山崎賢人、大沢たかお

 小栗演じる李牧だけでなく、吉川晃司演じるホウ煖(※ホウ=やまいだれに龍)が最終決戦で信に立ち向かう。佐藤監督は「李牧に関して、実は撮影現場にスッと入ってこられる瞬間から『あっ、李牧来たな』という感じの佇まいで。僕も声掛けにくいみたいな感じの雰囲気だったんです。常に李牧として、すっと立たれてたのを、すごく印象的で覚えてて。もう休み時間も李牧だなと思いました」とする。

 この日は残念ながら不参加だったホウ煖を演じた吉川の印象も。「吉川さんに関しては、『俺がホウ煖をやる上で、ホウ煖はどうあるべきか。そして俺はどうあるべきか』みたいな禅問答のようなことを我々と一緒に、撮影の何ヶ月も前から呼ばれて話し合いながら作り込んだ感じで。ホウ煖も本当にホウ煖だったなっていう感じですかね。吉川さん、素晴らしかったです」と吉川の役作りにうなっていた。



 本作は、全国532館で公開され、この日の午後3時時点で前作『キングダム 運命の炎』(2023年7月公開、興収56億円)対比121%の動員を記録。集大成に相応しい、シリーズ史上No.1確実の大ヒットスタートとなった。

 この日は、山崎賢人(29※崎=たつさき)、吉沢亮(30)、大沢たかお(56)、清野菜名(29)、岡山天音(30)、三浦貴大(38)、新木優子(30)、佐久間由衣(29)も登壇した。

 原泰久氏の人気漫画を実写映画化した人気シリーズ第4弾。中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(えいせい=吉沢亮)の活躍を壮大なスケールで描く。

 『キングダム』(2019年)、『キングダム2 遥かなる大地へ』(22年公開)、『キングダム 運命の炎』(23年公開)に続く『キングダム 大将軍の帰還』では、前作から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。

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