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日本大学、重量挙部で起きた金銭不祥事を謝罪「部員らには一切非はありませんので、部の活動はこれまでどおりに継続」

ORICON NEWS / 2024年7月12日 20時15分

日本大学が重量挙部で起きた金銭不祥事を謝罪

 日本大学は12日、公式サイトで重量挙部で発覚した金銭不祥事について謝罪した。

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 「重量挙部で発覚した金銭不祥事のお詫びと部員への被害回復に向けての手続き開始について」と題し、5つの段落に分けて説明。「お詫びと被害回復手続き開始について」では、これまでの経緯として「本学重量挙部において、昨年12月まで10年間毎年、同部に納入されるべき入部金の徴収と同時に、入学時の本学への納付金(入学金・授業料等)の全部又は一部を免除されている奨学生部員からも納付金全額を代理徴収するという違法行為があった事実が、本学の調査(同部関係者からの聴取と金融機関から開示された10年分の口座内容の精査等)により判明しました」と報告し、「さらに11年以上前についても同様の違法行為がなかったか、調査を継続しているところです」と調査を継続していることを明かした。



 また、「被害者及び保護者の皆様に対して深くお詫び申し上げるとともに、本学として被害回復に向けた手続きを開始致しましたので、お手数をおかけしますが、ご協力のほどをお願い申し上げます」と謝罪するとともに、「同部員らには一切非はありませんので、部の活動はこれまでどおりに継続して参ります」と、部の活動継続を報告した。

 不正行為の概要は「同部幹部Aは部内に指示して、奨学金制度の対象である新入学・入部予定者の保護者に対し、同制度による納付金の免除は2年目からであるなどと虚偽の記載のある入学案内及び納付金の請求書を送付し、重量挙部の金融機関の口座に金員を振込ませます。その内、免除額に相当する金員を現金化して自己の管理下に置き、その多くを私的に使用していたことを認めています。なお、学内で保管していた現金はすでに本学に返還しています」と伝えた。

 この不正については「本学では、違法行為の疑いがあることを察知した後に速やかに外部の弁護士に依頼して、A及び関係者に対する事情聴取その他の調査を進めてきたところです。その結果を踏まえ、すでにAに対する責任追及の手続を開始しています」とした。

 再発防止策として「令和7年度入試(令和6年度実施)からは、すでに本学の入試制度全般の改革が実行されたことから、学費納入の手続きは改められ、競技部が納付金を代理して受領することができない制度に改正されています。 また、昨年度から本学として進めている競技部の会計管理の刷新を含めた競技部の改善方策をさらに浸透させて、再発防止に注力致します」とした。

 最後に「日本大学重量挙部の関係者で、被害を受けた可能性のある方は、御連絡ください。お問合せ時には、お名前、卒業学部、学科、卒業年を伺いますので、御了承ください。なお、弁護士が対応する時間も設定致します」と、被害を受けた可能性がある人たちへ呼びかけた。

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