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松本潤、13年ぶり舞台『正三角関係』開幕に決意新た「心を込めてやっていきたい」

ORICON NEWS / 2024年7月14日 7時0分

松本潤=NODA・MAP 第27 回公演『正三角関係』(撮影:岡本隆史)

 東京・池袋の東京激術劇場プレイハウスで上演中のNODA・MAP第27回公演『正三角関係』(作・演出:野田秀樹)に出演する松本潤、長澤まさみ、永山瑛太、野田から、11日に初日開幕を迎えてのコメントが到着した。

【画像】『正三角関係』そのほかの舞台写真

■松本潤のコメント

 念願のNODA・MAP作品、しかも13年ぶりの舞台の初日でしたが、今日は不思議なくらい全く緊張しませんでした。もともと本番はとても緊張するタイプではあるのですが、野田さんが一緒にいるからなんとかなるだろうという安心感がありましたし、今さら焦ったところでどうにもならない。ここまでみんなで積み重ねてきたことを精一杯出すしかない、という気持ちでした。野田さんが書いた素晴らしい作品を、どこまで表現できるのか。あと79回しか演じられないので、とにかく1回1回を大事に、心を込めてやっていきたいと思います。



■長澤まさみのコメント

 初日にあまり緊張しないのは初めてだなと思っていたら、途中からすごく緊張してしまいました。とはいえ、みんなで息を合わせて作っていく舞台に、安心感をもって集中して挑めている感覚がありますし、何か起きてもみんなで補い合いながらやれるところも、野田さんの作品の魅力だなと感じています。毎日なかなか同じようにはいかないのですが、自分をコントロールして、芝居をすることをちゃんと楽しめるところまでいけたらなと思います。仲間と息を合わせながら、毎回新鮮な気持ちで二役を演じていきたいです。

■永山瑛太のコメント

 舞台初日の空気感を久しぶりに味わって、NODA・MAPのお芝居に出られてよかったと改めて感じました。稽古(けいこ)で試行錯誤を重ねて、みんなで「これだ」と思えるところまで作ってきたのに、本番にはやっぱりイタズラ好きな演劇の小悪魔がいるものだなと実感した初日でもありました。今日はそのライブ感みたいなものも含めて、お客様に楽しんでいただけたのかなと思いたいですし、舞台は生もので毎日違うということを肝に銘じて、今後もなぞらず新鮮に、楽しく演じていきたいです。体調と一緒に精神面もうまく整えながら、ロンドンの大千穐楽を迎えられたらと思います。

■野田秀樹のコメント

 シンプルなつもりが結構複雑な構造の芝居になっていることに稽古の途中で気が付いて、お客さんはどう反応するだろう?とドキドキしていたんですが、劇場に入ってからは構造がぐんぐんクリアになってきました。それはやっぱり、役者さんとスタッフさんの力。良い初日を迎えられて、みんなの力に本当に感謝しています。実際、横で見ていても、潤には頼もしさを感じましたし、瑛太もまさみちゃんも、通し稽古で言われたことをきっちり調整してきて、すごい役者だなと改めて思いました。お客さんからの笑い声も新鮮でうれしかったですね。全部で80公演あるといっても、お客さんは毎回違う。明日からも、しっかり届けていかなければと思っています。


 『正三角関係』の東京公演は8月25日まで。その後、9月5日~11日の北九州公演(福岡・J:COM北九州芸術劇場大ホール)、9月19日~10月10日の大阪公演(大阪・SkyシアターMBS)と続く。東京と北九州の前売り券は完売しているが、全公演にて当日券を販売。大阪は9月1日正午よりチケット一般発売、当日券も販売する。10月31日から11月2日にかけて、ロンドン公演も予定されている。

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