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綾野剛×豊川悦司×大根仁監督、Netflixシリーズ『地面師たち』本予告解禁 石野卓球が劇伴に初挑戦

ORICON NEWS / 2024年7月15日 15時57分

Netflixシリーズ『地面師たち』7月25日よりNetflixにて世界独占配信(C)新庄耕/集英社

 俳優の綾野剛と豊川悦司がダブル主演、大根仁監督で新庄耕氏の小説を実写化したNetflixシリーズ『地面師たち』(全7話)が、今月25日より配信開始となる。本作では、電気グルーヴの石野卓球が初めて劇伴を担当。音楽にも注目の本予告とキーアート解禁された。

【動画】Netflixシリーズ『地面師たち』本予告

 不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る詐欺師集団<地面師>による前代未聞の事件を描く。綾野は地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海役、豊川は巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を演じる。

 予告映像では、ハリソン山中を筆頭に、一筋縄ではいかない曲者たち<地面師>グループと、そんな彼らに「騙される者」、そして、<地面師>を追う刑事たちという“三つ巴”の欲望が容赦なく絡み合う様が描かれる。



 交渉役として優しい顔でターゲットに忍び寄る辻本(綾野)、不気味な空気を纏ったグループのリーダー、ハリソン(豊川)、土地の情報を収集する竹下(北村一輝)、法律屋の後藤(ピエール瀧)、「なりすまし犯」を用意する手配師・麗子(小池栄子)といった強烈な面々が、巨額の不動産詐欺に向け、困難なゲームに挑むかのような雰囲気で着々と準備を進める様子が映し出される。

 一方で、そんな彼らを長年追い続ける刑事の辰(リリー・フランキー)が鋭い眼差しで静かに睨みを効かせ、ターゲットとして狙われる大手デベロッパー「石洋ハウス」の部長を務める青柳(山本耕史)も、腹にイチモツを抱えるクセ者のようだ。

 前代未聞の100億円を巡る不動産詐欺を中心に、騙し・騙され・奪い合う、手に汗握るスリリングな展開がスピーディーに繰り広げられる。<地面師>たちが張り巡らせる「罠」に、視聴者もはめられそうだ。

 大根監督のラブコールで劇伴に初挑戦した石野は、「最初の打ち合わせの時、大根監督から僕が昔出したアルバム『LUNATIQUE』のイメージでまずはメインテーマを作ってほしい、というお話がありました。あとは全体的に『不穏な感じで』と。具体的なイメージを言ってもらえたので、話は早かったです」と当時を振り返っている。

 さらに大根監督からのリクエストで、ギターの音を入れて欲しいという要望に対し、台本を読み最初に10曲ほどデモを作成し、映像がある程度上がった時点でそこからさらにイメージを膨らませて調整していったそう。その上で、最終的に制作した楽曲の数はなんと40曲近くにも達したと明かす。

 「最初から40曲作れって言われていたら、多分心が折れていたと思うんですけど(笑)。気がついたらそれぐらいになっていたというか、とにかく数が多かったのでそこはやっぱり大変でしたね」と振り返る石野。もともと親交があり互いに信頼し合っている2人だからこそ生まれた楽曲たちが、『地面師たち』の世界を彩る。

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