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ロボットと野生の動物たちの感動の物語『野生の島のロズ』公開決定

ORICON NEWS / 2024年7月16日 12時45分

ドリームワークスの新作『野生の島のロズ』2025年2月7日公開決定 (C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.

 『シュレック』や『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーションによる新作映画『THE WILD ROBOT』(全米公開:9月27日)が、『野生の島のロズ』 の邦題で来年(2025年)2月7日より東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開されることが決定した(配給:東宝東和・ギャガ)。

【動画】『となりのトトロ』も参考にした野生の森の描写にも注目の特報

 本作は、嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされ最新型アシスト・ロボットが入った箱が、無人島に流れ着き、指示を与える人間のいない場所で偶然起動してしまったことから始まる。ひょんなことから“感情”が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動必至の物語だ。



 原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる童話『野生のロボット』シリーズ。2016年に出版された『野生のロボット』はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、一大現象となったほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞。

 この傑作童話を、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(2002年)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(10年)などを手がけてきたクリス・サンダースの監督・脚本によりアニメーション映画化。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』や『カンフー・パンダ』シリーズを手がけたジェフ・ハーマン。

 解禁となった特報映像では、緑が一面に生い茂る野生の島で偶然起動してしまったロズが、「ご用件をどうぞ」と語りながら島の中を進んでいく。しかし、森の動物たちは警戒して近づいてこない。そんな中、偶然ロズは雁(がん)の赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会う。映像の最後には、ロズを「ママ」と呼んで額をタッチする雁の愛らしい姿に、思わず赤い光を放つロズ。

 映像の中で描かれる島や森は絵画のように美しく、その描写について、クリス・サンダース監督は「古くは『バンビ』のタイラス・ウォンの絵や、『となりのトトロ』を始めとした宮崎駿(※崎=たつさき)監督作品に登場する森に至るまで、さまざまなものを参考にしました」と明かしている。CGに頼らず人の手によって描かれたという繊細な描写にも注目だ。

 あわせて解禁された場面写真は、ロズの周りを無数の蝶が舞い上がるシーンカット。繊細かつ美しい無数の蝶とロズのビジュアルは大きなスクリーンで観たくなる、ドリームワークス・アニメーションの技術の高さを感じさせる。

 本国の声優キャストは、ロボットのロズ役を『それでも夜は明ける』(13年)で「第86回アカデミー賞」助演女優賞を受賞し、その後も『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22年)や『クワイエット・プレイス:DAY 1』(24年)など話題作への出演が絶えないルピタ・ニョンゴが務めているほか、ペドロ・パスカル(『マンダロリアン』シリーズ)、キャサリン・オハラ(『シッツ・クリーク』シリーズ)、ビル・ナイ(『ラブ・アクチュアリー』『生きる-Living』)、キット・コナー(『ロケットマン』)、ステファニー・シュウ(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)といった名だたるキャストが名を連ねている。

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