『アイカツ！』新シリーズ主人公3人が会見 デビューに意気込み「ここが私のスタートライン！」

新キャラクター （C）ORICON NewS inc.

　人気コンテンツ「アイカツ！」シリーズの新プロジェクト発表会が16日、都内で開催され、動画配信サービスを利用した新たなフランチャイズ企画「アイカツ！アカデミー」（略称・デミカツ）の始動を発表した。

【画像】主人公3人が可愛い…！「アイカツ！アカデミー」キービジュアル

　発表会には今作の主人公の姫乃みえる（ひめの・みえる）、真未夢メエ（まみむ・めえ）、和央パリン（わお・ぱりん）がLive 2Dモデリングで登壇した。それぞれが“アイドルらしい”あいさつを行った後、入学当時の写真などを公開しながら「緊張して初々しい自分たち」と照れ笑い。

　みえるは「今までいろいろなオーディションに参加してきましたが、なかなか上手くいかなかった。これでダメだったら…と入学オーディションに参加しました」と振り返り、合格した際には「自分でもアイドルになれるんだな、ここが私のスタートラインになるんだなと胸が高鳴りました！」と喜びを伝えた。

　続けてデビューに向けて取り組んでいるレッスンや日々の活動についても報告し、「ラウンドワンや浅草の花やしきに一緒に行きたいねって話している」といったプライベートトークも明かしながら、目標に「登録者数100万人」を掲げた。

　さらに、それぞれがアイドルを目指したキッカケや入学オーディションの参加を決めた経緯などを語った際には、全員が憧れの存在として星宮いちご、霧矢あおい、紫吹蘭のユニット「ソレイユ」を挙げた。さらに、記者から「どんな配信を行っていきたいか？」という質問には、「崖を登ったり、瓦を割りたい」「クリスマスには大きなモミの木を切りたい」と過去シリーズのファンであることをうかがわせる回答も飛び出していた。

　最後にメエは「まだまだ駆け出しのアイドルですが、たくさんの人を元気づけられるようにアイドル活動を行っていきたい」と意気込み、パリンは「みなさんと自分たちと一緒に楽しいアイカツができたら。これから応援のほど、どうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。

　「アイカツ！」は“アイドル”と“ファッション”をテーマにしたデジタルキッズカードゲームで、2012年10月からデータカードダスとアニメーションをベースに展開。14年からは劇場版アニメもスタートし、22年には10周年記念作『アイカツ! 10th STORY 〜未来へのSTARWAY〜』が上映された。

　15年にはバーチャルライブの先駆けとも言える『アイカツ！LIVE★イリュージョン』を開催し、21年放送のテレビアニメ『アイカツプラネット！』ではアニメーションと実写ドラマを融合させるなど、新たな試みも多く行ってきた。

　今回発表された「デミカツ」は、『アイカツ！LIVE★イリュージョン』から進化したプロジェクトとして位置づけられ、ファンと一緒に新たな「アイカツ」を作ることをコンセプトとする。公式YouTubeチャンネルでの配信をメインコンテンツとし、3人の女性アイドルがトップアイドルを夢見て配信活動を行っていく「スポ根サクセスストーリー」となる。

　主人公は、トップアイドルに憧れてアイドル養成学園「アイカツアカデミー」に入学した、姫乃みえる（ひめの・みえる）、真未夢メエ（まみむ・めえ）、和央パリン（わお・ぱりん）の3人。アイドルとしてのキャリアがない3人は、入学早々に現実は甘くないことを突きつけられ、まずは「自分たち自身を知ってもらうところから始めたい」という思いから、手作りのアイドル活動を行うため「アイカツアカデミー！配信部」を創部するというストーリー。キャラクターデザインは、歴代シリーズのアニメーションを担当しているやぐちひろこ氏、愛敬由紀子氏、宮谷里沙氏が手がける。

　今月27日午後7時から公式YouTubeチャンネル「アイカツアカデミー！配信部」で配信開始となり、この日の初配信でお披露目ライブが行われる。