つんく♂総指揮『TOKYO青春映画祭2024』アイドル賞は作品『モテ気』主演の松里音杏「びっくりしている気持ちと嬉しい気持ち」

『TOKYO青春映画祭2024』でアイドル賞を受賞した松里音杏（右）と映画祭総指揮のつんく♂（C）deview

　総合エンタメプロデューサー・つんく♂が総指揮を担当する、“青春”をテーマとした映画祭『TOKYO青春映画祭2024』が7月13日・14日・15日の3日間にわたって東京・原宿ベルエポックホールにて開催された。最終日の15日に行われた表彰式にて、『アイドル賞』には作品『モテ気』主演の松里音杏が選ばれた。映画『モテ気』は、『最優秀シナリオ賞』（加瀬百）、3日間の観客投票で決まる観客賞こと『最優秀青春賞』（雨月マユ監督）と合わせて3部門での受賞を果たした。

【写真】アイドル賞受賞の感想を述べる松里音杏

　映画『モテ気』は、とある男子に恋心を寄せる、自分に自信がない内気な主人公。ある日整形について調べていたところ、恋愛コンサルティングをうたう怪しげなサイトで、「公式〇〇に登録するだけで、モテ期1週間プレゼント」をゲットしてしまう… ついに彼へ告白を試みるが…？！　というストーリー。

　同作の演技で『アイドル賞』を受賞した松里音杏は「アイドル賞をいただいて、今すごくびっくりしている気持ちと嬉しい気持ちがあるんですけど…本当に嬉しいです。アイドルって輝いていて、みんなの憧れだったり、可愛くなるっていうことにつながっていると思うんですけど、今回の作品が『モテ気』っていう不思議な現象を通じて可愛くなっていったり、自信を持っていったりするお話なので、それを伝えられてよかったなと思っています」とコメント。

　『最優秀青春賞』の受賞で登壇した雨月マユ監督は「シナリオ賞の加瀬百さんだったり、アイドル賞の松田さんが出てらっしゃったことで、もう感極まっていたんですけど、今もうついに涙腺崩壊いたしました。初監督作品でしたので、まさかこんな風に受賞できると思ってなかったので、本当に嬉しいです」と感激していた。

　総指揮を務めたつんく♂も『モテ気すごいやん！』とコメント。年々クオリティーが高まっていく『TOKYO青春映画祭』の盛り上がりを喜んだ。