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新人発掘プロジェクト「HU35」グランプリ受賞者の初長編『まだゆめをみていたい』配信決定

ORICON NEWS / 2024年7月16日 17時33分

Huluオリジナル『まだゆめをみていたい』7月26日より独占配信開始 (C)HJホールディングス

 Huluが次世代を担う映像クリエイターの発掘・育成を目指して立ち上げたプロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」、通称「HU(エイチユー)35」のグランプリ受賞者に副賞として与えられた「Huluオリジナル新作の監督権」によって制作された長編作品『まだゆめをみていたい』が、26日より動画配信サービス「Hulu」で配信開始となる。

【画像】『まだゆめをみていたい』場面写真

 監督・脚本を務めたのは、第2回(企画募集期間:2022年6月10日~7月31日)に応募総数586企画の中からグランプリに選ばれた、応募当時18歳の現役女子大生、瀬名亮(せな・りょう)(現在20歳)。

 初挑戦となった長編作品は、[夢]を追い、[夢]に溺れ、そして[夢]に導かれる、漫画家の夢を追う女子大生・前田夢子(まえだ・ゆめこ)の物語。瀬名監督のリアルとリンクする、現役女子大生の今だから作ることができた、[夢]をテーマにしたハートフルファンタジーだ。



 主人公の夢子を演じるのは、映画『PERFECT DAYS』に役所広司演じる主人公の姪で出演した中野有紗。夢子の夢の中に現れる男・叶人(かなと)役に西垣匠 。夢子の幼なじみ・与上芹香(よがみ・せりか)役に映画『月の満ち欠け』などに出演した菊池日菜子。ヒットメーカーの編集者・新睦月役に古川雄輝。ほか、南琴奈、HINA YOSHIHARA、前野朋哉、前田旺志郎らが出演。

 さらに、数多くのアニメ作品の声優を務める榎木淳弥が、今回映画で初演技を披露する。また、第2回「HU35」の審査員長を務めた、映画監督の今泉力哉氏が本作にも出演している。

■中野有紗(前田夢子役)のコメント

 本作品で主演を務めるにあたり、自分の夢に不安や葛藤を抱いている人の心に寄り添い、後押しができるような作品にできたらと思いました。また私自身も夢子の明るさと一生懸命さにひかれ、夢子として過ごす時間がとても楽しくてたまらなくなりました。親友やライバルとの関係性の変化や夢子の成長にもぜひ注目して見ていただけたらうれしいです。

 (今の”夢”は?)さまざまなことに挑戦すること、そしてあらゆるものを見て学び吸収し続ける事です。目標はまだ一つに絞られていませんが、自分の目指す道にまっすぐに進んでいくところは夢子と似ていると感じています。

■西垣匠(叶人役)のコメント

 監督や主演の中野有紗さんと歳が近く、みんなで話し合いながら作品を作っていく過程がとても新鮮で、楽しかったです。ラストのタキシードとウェディングドレスで中華街を駆け抜けたシーンは、とても非現実的で、印象に残っています。

 僕の役は、少女漫画に出てくるキラキラ王子様のような青年です。ぜひ、僕のキラキラ具合をチェックしていただけるとうれしいです!

 (今の”夢”は?)最近、スーツにハマっているので、イギリスのテーラーで、スーツを作ることが今の夢です。

■古川雄輝(新睦月役)のコメント

 瀬名監督の初の長編作品に出演できた事をとても嬉しく思っております。監督とはシーン毎に細部まで話し合い、調整しながら演じさせて頂きました。監督と話し合いながら役を作り上げていく作業が難しさも楽しさもあり、とても充実した楽しい撮影期間でした。出来上がった作品を多くの方々に見て頂けたら幸いです。
<古川さんの今の”夢”は?>
 (今の”夢”は?)"必要とされる俳優になる事"です。限りある人生の中でどこまで達成できるかわかりませんが、自分の納得のいく形で目標が達成できるよう日々心がけております。

■瀬名亮監督のコメント

 夢や理想を追うことは現実を直視できていないと思われがちだけれど、実際は夢を追うという「厳しい現実」に立ち向かっていて、周囲からどう見られても自分自身が幸せでいること、幸せになろうともがくことの方が大事だというメッセージを等身大の主人公に込めたら、女の子同士の共依存や夢と現実が交錯する世界観、漫画家としての成長、格上のライバルの存在に夢で出会った人との恋(!)など、たくさんの魅力が詰まったお話になりました。迷走しながらも自分の人生をあきらめない主人公達が誰かの背中を押せたら、この上なくうれしいです。ぜひご覧ください!

■第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」審査員長・今泉力哉氏のコメント

 瀬名さんは、自分のこと、自分の中にある悩みについて明確に理解している部分と曖昧な部分を併せ持っていて、それを題材に脚本を書き、物語を紡げる人だと思います。そこが彼女の強みなのだと思っています。

 今回の作品は正直、監督としては「途上の作品」だと思っています。手放しに絶賛できる作品ではありません。それでもグッとくるシーンはありました。今回の経験を活かし、もっともっと瀬名さんが好き勝手にこだわれる環境で自由につくった作品を見てみたいです。応援しています。

 (瀬名監督含め、若手クリエイターに向けて)つくりたいものをつくってください。誰かに要請されて、例えばそれが大ヒットしたとして、その作品を自分が面白いと思えていなかったら、それはそれは悲しい気持ちになると思うので。まず、自分が何を表現したいか、何に興味があるのか、何に悩んでいて、何に怒っているのか。何が楽しくて、何にさびしさを感じるのか、にとことん向き合ってください。そしたらきっといい作品がつくれると思います。

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