GACKT、野村萬斎の“万感”アドリブに「芸能界のおそろしさを知った」

芸能界のおそろしさ知ったと明かしたGACKT （C）ORICON NewS inc.

　ミュージシャンで俳優のGACKT（51）、野村萬斎（58）が16日、都内で行われた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』（7月26日公開）の完成披露舞台あいさつに登壇した。

【集合ショット】華やか！浜辺美波、赤楚衛二ら豪華出演者が役衣装で登場

　この日のイベントには、浜辺美波（23）、赤楚衛二（30）、高嶋政宏（58／※高ははしごだか）、江口のりこ（44）、池田鉄洋（53）、小手伸也（50）、長井短（30）、観月ありさ（47）、竹中直人（68）、武内英樹監督（57）が出席。“最強ヒーロー内閣”のキャスト陣が役衣装をまとい、劇中シーンにちなんだ赤絨毯の大階段に集結して撮影時のエピソードトークに花を咲かせた。

　撮影時で楽しかったことを聞かれ、「徳川家康演じる萬斎さんと向き合ってシリアスな空気の中で思いの丈を伝えるクライマックスのシーンがあるんですけど」と切り出し、「萬斎さんもボクの目を見て名前を呼ぶんですね。…“三成殿”って」と明かして会場を笑いの渦に巻き込んだ。

　続けて「これがヤツの仕方かと」と恨み節をこぼしながら、「その言葉の後にどうやって切り返せばいいのかわからずに、芸能界のおそろしさを知った。これが思い出のひとコマです」と振り返った。

　アドリブの意図を聞かれた萬斎は、「私も茫然自失で」と釈明。「信長と言おうとして、万感を込めて『三成』と言ってしまった。キメのところでやってしまいましたね」と苦笑いを浮かべた。

　本作は、最新のAI技術によって蘇った徳川家康が、総理大臣となり日本を再建していくビジネス小説（著：眞邊明人／サンマーク出版）の映画化。コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本を舞台とし、政府は「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」という前代未聞の計画を実施するストーリー。

　テレビ局政治部の新人記者として最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙役を浜辺、内閣官房長官・坂本龍馬役を赤楚、経済産業大臣・織田信長役をGACKT、農林水産大臣・徳川吉宗役を高嶋、総務大臣・北条政子役を江口、厚生労働大臣・徳川綱吉役を池田、外務大臣・足利義満役を小手、法務大臣・聖徳太子役を長井、文部科学大臣・紫式部役を観月、財務大臣・豊臣秀吉役を竹中、内閣総理大臣・徳川家康役を萬斎が演じる。