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『降り積もれ孤独な死よ』初回から“存在感”際立つ山下美月、乃木坂46卒業後初ドラマで新境地「すごく不安もあった」

ORICON NEWS / 2024年7月21日 9時30分

日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』に出演する山下美月 撮影:筒井翼 (C)ORICON NewS inc.

 元乃木坂46で俳優の山下美月(24)が、現在放送中の読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(毎週日曜 後10:30)に出演している。5月11、12日に東京ドームでの卒業コンサートを開催し、グループを離れてから初のドラマ出演となる山下に、本作に挑む思いを聞いた。

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――本作で山下さんは『週刊文苑』の記者・森燈子を演じていますが、最初にオファーが来た時はどんな感想を持ちましたか?

【山下】今までは感情を大きく表現する役柄が多かったので、今回のように自分が大きく感情を出すのではなく、主演の成田(凌)さんの横で物語を進めていくというポジションは、自分としても挑戦でした。お芝居では、感情を出す方がやりやすいと思っていたのですが、今回はそれとは真逆のキャラクターで、これを乗り越えたらまたひとつ成長できるんじゃないかな、と思っています。、卒業してから初めての作品でそんな役をいただけてうれしかったです。



――第1話冒頭から山下さん演じる森のナレーションで始まり、重要な役割を担っていることが分かります。

【山下】正直、この役を演じることにはすごく不安もありました。グループを卒業してから初めてのドラマ出演でいろんな方が楽しみにしてくださっていた分、プレッシャーもあって。第1話がちょうど終わったばかりで、「大丈夫かな?」という不安な気持ちはまだ拭えないですが、撮影は順調に進んでいるので、このまま頑張っていきたいです。

――森は原作には登場しないドラマオリジナルのキャラクターですが、どんなことを意識して役作りされましたか?

【山下】事件の解決に迫る記者という役で、この作品に森というオリジナルキャラクターがなぜ必要だったのかというのを自分なりに解釈して、事件の謎や、現在の時間軸を整理して、点になっていた謎を線にする役割を意識しました。物語の横幅を広げるよりも、奥行きを出すキャラクターだと思っているので、そこを自分のせりふで視聴者の皆さんにお届けできるように意識したいです

――演技で苦戦したところは?

【山下】今まで演じてきた役と違ったローのテンションで、少し低めの出力でのお芝居には少し苦戦しました。あと、私は現代の時間軸にしかいないので、過去パートの雰囲気をつかむことに少し不安もありました。

――山下さんの新たな一面を見ることができそうですね。

【山下】森のような1歩引いたポジションというのは今まであまりなかったと思いますし、生真面目で冷静で熱心というところは、普段の私とは違う一面なんじゃないかなと思います。ファンの方からも「今までと違う姿が見られた」と言っていただいて、まだ序盤ではありますが、そう言っていただけたのはすごくうれしかったです。

――山下さんの周りから何か反響はありましたか?

【山下】母が原作漫画を好きで、私のドラマ出演が発表された後に、母から「この作品すごい好きだったから出てほしいって前から思ってたのよ」と言われて、それがすごくうれしかったです。一視聴者として見てくれている母のためにも、まだまだ撮影を頑張りたいです!

――初回を見たお母さんからはどんな感想が届きましたか?

【山下】すごく面白かったと言ってくれました!普段、母は私に辛口なんですけど(笑)、そう言ってくれたのでちょっとホッとしました。

――撮影もかなり進んできたそうですが、共演者の皆さんと現場の雰囲気はいかがですか?

【山下】私は主演の成田凌さん、それから黒木メイサさんとご一緒することが多く、2人ともクールなイメージだったのですが、現場でお会いするとすごくフランクで優しく声をかけてくださいました。成田さんは座長として、いつもスタッフさんにもすごく気配りをされていらっしゃる印象です。はつらつとしているというよりかは、ずっとスローペースで話していらっしゃるんですが、毎日いろんなシーンを撮る中で、成田さんのそのペースに普段から助けられています。

――放送はまだ序盤ですが、このあと中盤から後半に向かってどんなところを楽しみにして見てもらいたいですか?

【山下】クライムサスペンスではありますが、1人1人の登場人物に感情移入ができる部分がたくさんあって、人間のつながりの話でもあるなと思っていて。殺人事件が起きていく中でも、その裏にある誰かの愛情だったりあたたかさみたいなのを感じていただけたら、より素敵に見ていただけるんじゃないかなと思います。

■日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』

 原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一氏、漫画・伊藤翔太氏)。

 13人の子どもの白骨死体が、一軒の人気のない屋敷から見つかった通称・灰川邸事件から、物語は動き出す。刑事・冴木仁(成田)は、事件の真相を追う。かつてこの屋敷に住んでいたという謎の美女・蓮水花音(吉川愛)は、屋敷の持ち主で事件の容疑者・灰川十三(小日向文世)を“父”と呼び、「灰川は犯人ではない」と主張する。

 謎多き灰川邸事件発生から7年。1人の少女の失踪事件をきっかけに灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の真相が毎回衝撃の展開とともにひも解かれるスリリングなヒューマンサスペンスドラマとなっている。

 山下が演じる森は、灰川邸事件から7年後の2024年に起きた1人の少女が失踪した事件を追う『週刊文苑』の記者。取材の中で少女失踪事件と灰川邸事件のつながりに気づき、過去の事件の真相を暴こうとするドラマオリジナルのキャラクター。

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