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真田広之ほか史上最多11人の日本人が「エミー賞」ノミネート 『SHOGUN 将軍』歴史的快挙達成

ORICON NEWS / 2024年7月18日 7時37分

『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で配信中 (C)2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks

 俳優の真田広之が製作・主演を務め、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で配信中の戦国スペクタクル・ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が歴史的快挙を達成した。米国テレビ界のアカデミー賞とうたわれる「第76回エミー賞」ドラマ・シリーズ部門にて、作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞など、主要部門を含む本年度最多25ノミネートを獲得。主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信、平岳大)ほか、スタッフも数多くノミネートされ、歴史的快挙となる史上最多11人の日本人が名を連ねた。

【動画】『SHOGUN 将軍』キャスト陣の感想トーク

 真田は「栄誉あるエミー賞に、『SHOGUN 将軍』にてノミネートされたことを大変うれしく、光栄に思います。あらためて、作品に関わって下さった全ての方々に感謝いたします。そして『SHOGUN 将軍』を応援して下さった視聴者の皆様、本当にありがとうございました。これを励みに、より良いシーズン2を目指して参りたいと思います」とコメントを寄せている。



 戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説「SHOGUN」を、『トップガン マーヴェリック』の原案を手がけたジャスティン・マークスや真田らハリウッドの製作陣により、ディズニー傘下のFXが手掛けるドラマシリーズとして世に放たれた本作。

 徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた「関ヶ原の戦い」前夜、窮地に立たされた戦国一の武将<虎永>と、その家臣となった英国人航海士<按針>、二人の運命の鍵を握る謎多きキリシタン<鞠子>。彼らが繰り広げる歴史の裏側の、壮大な“謀り事”。そして、待ち受ける大どんでん返し。日本では描ききれない、陰謀と策略が渦巻く“SHOGUN”の座を懸けた物語を圧倒的な映像で描いた。

 配信開始から6日間で全世界900万回再生(※再生回数はストリーム総時間を1、2話の総尺で割り算出したもの)を記録し、スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品として、本配信プラットフォームの中で歴代No.1 に。そして全世界での大ヒットを受けて、ディズニー傘下の製作会社 FXが本作のシーズン2&3の開発に着手したことが発表され大きな話題となった。

 また、映画批評サイト Rotten Tomatoes のレビュー評価で配信開始直後までは脅威の100%フレッシュを記録、現在も 99%という非常に高い数字をキープ(7月8日時点)しており、海外では配信日の火曜を「Toranaga Tuesday」と呼び、一大社会現象となるなど、大きなムーブメントを巻き起こしていた。

 発表された、第76回エミー賞のノミネーションがでは、本作で製作総指揮を務め、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を重厚感たっぷりに演じきった真田が主演男優賞にノミネート。そして、按針の通詞であり、虎永の元で戦乱の世を強く生き抜いた鞠子役のサワイも主演女優賞に堂々のノミネート。

 また、主演の3人にも引けを取らない存在感を発揮した、野心家・樫木藪重役の浅野忠信。虎永の宿敵・石堂和成役の平岳大がそれぞれ助演男優賞にノミネート。そのほか、編集賞や、キャスティング賞、スタント賞等で歴代最多となる合計11人もの日本人がノミネートを果たす結果となった。その他にも、作品賞をはじめ監督賞・脚本賞など、22部門で25ノミネートするなど各賞で高い注目を集めており、今年のエミー賞は、『SHOGUN 将軍』が“天下”を獲りそうだ。

■ノミネート一覧
主演男優賞:真田広之
主演女優賞:アンナ・サワイ
助演男優賞:浅野忠信/平岳大
編集賞:Aika Miyake
キャスティング賞:川村恵
サウンドミキシング賞:Takashi Akaku
サウンドエディティング賞:Ayako Yamauchi
スタントパフォーマンス賞:Hiroo Minami、Nobuyuki Obikane
ピリオドコスチューム賞:Kenichi Tanaka

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