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すとぷり、劇場アニメでかなえた“それぞれの夢” 「トライ&エラーで前進してきて今がある」

ORICON NEWS / 2024年7月19日 18時0分

すとぷり:(左から)ジェル、るぅと、莉犬、さとみ、ころん、ななもり。 (C)ORICON NewS inc.

 人気2.5次元アイドルグループ・すとぷり初のアニメ映画『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』が7月19日に公開を迎えた。彼ら6人が出会い絆を深めていく物語が描かれ、各メンバーが自身の役で声優を務めている。映画公開を目前に控え、このほどORICON NEWSとして初のメンバーインタビューが実現。映画を通じ、メンバーそれぞれがかなえた夢や、挑戦について振り返ってもらった。

【動画】『劇場版すとぷり』本予告映像

――まずは、なぜ「すとぷり」として映画を製作しようと思ったのか、きっかけや動機を教えてください。

【ななもり。】自分自身、昔からアニメが大好きでしたし、莉犬くんとさとみくんは声優を目指していた夢もあり、いつか自分たちでアニメを作れたらいいよねっていう話は活動初期からありました。とはいえ、今でこそ「2.5次元アイドル」「歌い手グループ」などの呼称がありますが、最初は活動のモデルケースもなければ、自分たちを形容する言葉もなかったので、すとぷりの活動自体を理解していただくこともなかなか難しかったんです。ようやく、2021年頃からブシロードさんと、こんな方法だったら実現できるんじゃないかとやりとりをしていく中で、ようやくアニメ映画が実現できました。



【さとみ】映画を通しで見たけど、最後エンドロールで僕らの名前が出てきたの、めちゃめちゃうれしかったよね。

【莉犬】うれしかったね!

――さとみさん、莉犬さんは声優としてアニメのメインキャストを務めるという夢もかなえられましたね!

【さとみ】この活動をしてきた先に、声優としてそういう(アニメの)世界にまた関われるとは思ってなかったので、昔やってきたことは無駄じゃなかった、そういう点でもすごくうれしかったです。

【莉犬】もともと声優さんを目指したいと思い色々考えた末に始めた活動だったので、まさかこうして夢をかなえられる日が来ると思っていなかったです。これまでもアニメキャラなどに声を当てさせていただく機会はありましたが、自分の姿に自分自身で声をあてるのはすごく楽しかったですし、実際に映像で自分たちが動いているのを見てとても感動しました。泣いちゃいました。

【ななもり。】キャラクターの僕たちが動いているわけですけど、普段の僕たちがもしアニメになるならどんなセリフがいいのかというのを、脚本の中でもすごくこだわりました。自分がキャラクターになったらどうなるんだろうというのは、実際やってみると本当に自分のままで。

【ころん】そうですね。この場面だったら僕はこう言うだろうなみたいなのを、そのままやれたので、すごくみんなも楽しんでいたと思います。すとぷりを知らない人にも面白いって思ってもらえるはずですし、普段の(すとぷりの)放送などを聞いてくださっている方は特に、そういうところも含めて楽しめるんじゃないかと思います。

【ジェル】自分自身も「俺このセリフ言いそうだな」と思うシーンがあって、すごく台本とアフレコが楽しかったですけど、やっぱり映画として作品がずっと残り続けるわけで、(演技が)自然すぎるのは良くないなという葛藤もありました。なので、自分が言いそうなセリフだけど、やっぱりここはより気持ちを込めた方がいいなとか、監督にOKを出されても自分から「(もう一度)とらせてください」とか、何回もこだわる部分がたくさんありました。

――るぅとさんもアニメのオープニング主題歌を手掛けるというかねてからの夢が実現しました。今回制作したOP主題歌「雨天決行」には、どんな思いを込めたのでしょうか?

【るぅと】オープニング主題歌ってすごく大事なもので、映画をその先どれだけワクワクしながら見られるかっていうのが変わってくるので、どんな曲にしようかとても悩みました。映画を見る前にワクワクできる感じや映画の内容に沿って、リスナーさんに楽しんでもらいたいっていう気持ちを込めて、こだわって作らせていただきました。

――皆さん、今作では「自分で自分役を演じて」いるわけですが、「ここに注目して見てほしい」というポイントを教えてください。

【ジェル】さとちゃんが過度なナルシストキャラなんだよね。いきなり美術館でモデルとして出てきた(笑)。

【さとみ】ファンクラブ的なものがあって、キャッキャ追いかけられているみたいな。で、本人もそれをまんざらでもなく楽しんでいる感じ。この引き出しは(自分に)ないな…と思った(笑)。

【ころん】いや、僕たちからすればあながち間違いでは…イメージはあるよね!

【さとみ】確かにね…。モテるを誇張するとああなるのか、みたいな。そこに素を混ぜながら演じるのが難しいなと思いましたね。

【るぅと】すとぷりのことを知っている人はめちゃくちゃ感動すると思うし、知らない状態で見たとしてもすごく感動できるシーンがある。そして、そこにはやっぱり莉犬の演技がすごく深く関わっていて、めちゃくちゃ見どころだと思います。

【莉犬】僕とメンバーそれぞれが1対1で出会っていくシーンがあるんですけど、そこでそれぞれ個性が出ていた。演じ方も一人ひとり異なっているし、かわいくてかっこよくて、すごく“すとぷり”だなって思えたので、そこがすごくお気に入りのポイントですね。

【さとみ】ころんは演技上手いって昔からずっと言っているんです。「自然すぎる(拍手)!」って。そのシーンもめっちゃ良かったですね。

【ころん】そうなると、やっぱり僕もさとみくんをピックアップしようかな…。

【さとみ】おい、やめろ(笑)。ここカットで!

【ころん】(さとみが)声優を目指していたほどなので、やはりセリフに関して自分がどう表現したらリスナーさん、ファンの方に喜んでいただけるのかっていうのがすごくうまくて。一つのセリフに命が吹き込まれた、くらいの感じ。アニメに興味がない人でも、演技にのめり込めると思う。そういう部分に関して、やはり莉犬くん、さとみくんが特にすごいなって思いましたね。

――この映画を通じてそれぞれが新たに夢をかなえたり、挑戦を刻むことができました。今後「すとぷり」としてやりたいことや、大切にしたい活動など、改めて聞かせてください。

【ななもり。】今回のアニメ映画は本当に新しい取り組みなんです。こんな規模感でこんな素敵な形で実現できたのも、曲の歌詞にも出てきますが「トライ&エラー」しながら前進してきて今の形がある。そういう新しい挑戦ももちろんしつつ、これまで大事にしてきたライブ活動だったり、ネットでの生放送、SNS発信の活動などをさらに大事にして、(リアルとネットを)行き来するような活動を繰り返すなかで、リスナーさんとメンバーの大事な場所を守っていきたいと思っています。

【ころん】(メンバーと)もっと旅行したいですね。これ放送でも触れて、そもそも僕が全部いけないんですけど、(以前メンバーと旅行の際)パスポートを当日に無くしてしまって。一人だけ海外に行けなくて、すごく悔しい思いをしたので、次こそはみんなで行きたいなっていう願望があります!

【莉犬】一旦、パスポートなーくん(ななもり。)に預けといた方がいいんじゃない(笑)?

【ころん】管理してもらうか…

【さとみ】結成してから年を重ねるごとにライブの規模感もどんどん大きくなって、応援してくれる人が増えて、活動の隣にライブというのがいつも身近にあった。今8周年ですけど、9周年、10周年、またみんなの前で、普段は顔は見えないけど「ありがとう」の感謝を直接伝えられるような、そういう機会を作っていきたいですね。

【莉犬】こうして、劇場版っていう普通に生きていたら絶対にかなわない挑戦ができたのは、普段応援してくれるリスナーさんがいるからだなって改めて思えました。そんな今だからこそ、普段の活動をもっと愛を込めて大事にしていきたいなって改めて思い直すことができたし、頑張ろうって今思っています。

【るぅと】今回の映画も楽曲がすごく良くて、やはりその楽曲を持って、リアルの世界、ライブでいつか届けたいという思いがすごくありますね。映画館で届けるのと、実際にライブ会場でその曲を届けるのは全然違うので、いつかリアルの場でこの映画の壮大な音を届けられたらと思っています。

【ジェル】活動のスタートも、映画に挑戦できたことも、全部リスナーさんの応援のおかげ。動画や配信、SNSを通じてリスナーさんと繋がることが一番大事だと思っているので、どれだけ時が経とうと、どれだけ新しいことに挑戦しようと、そこだけは絶対に大事にしたいです。今応援してくれるリスナーさんを絶対に大事にしたいって気持ちは持ち続けたいと思いますし、今も持ち続けています。だから、目標というより、そこをずっと大切にしなければという思いで、これからも走っていきます!

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