美川憲一、今も全国にいる美川憲一ものまねタレントに金言「私だけは無理があるんじゃない？」

『歌手生活60周年記念 美川憲一 コンサート2024』公演前 取材に出席した美川憲一 （C）ORICON NewS inc.

　歌手の美川憲一（78）が18日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで歌手生活60周年記念コンサートを開催。開演前に取材会を開いた。

【写真】さすが大御所の貫禄…！歌手活動60周年を迎えた美川憲一

　美川は、1964年に大映ニューフェイスに合格し、翌年の1965年6月1日に「だけど だけど だけど」でデビュー。今年の6月1日からデビュー60周年イヤーとなる。

　コロッケが始めた美川のものまねは、いつしか数多くものまねタレントを生み出した。「今でも全国にいっぱいいるのよ」と美川は苦笑い。コンサートをやれば、ものまねタレントたちがこぞって駆けつけるそう。「普通の格好をしているから、どこの誰かわからないのよ」と笑う。

　「私が元気なうちはいいけど、ほかの人もやった方がいい。この前も『どんどん新しいものもやらないと。私だけは無理があるんじゃない』と言ってあげました」と金言も送ったそう。しかし「『それしかできませんから』って」と、響かなかったことを嘆いていた。

　9月25日リリースの最新シングル「これで良しとする」は、デビュー60周年の記念作品。B'zの松本孝弘・作曲、GLAYのTAKURO・作詞という豪華なメンバーが集結し、自然体の生きざまを歌う、ミディアムテンポの作品となった。また、カップリングの「華散れど月は輝く」も松本が作曲、TAKUROが作詞している。美川は「素晴らしい私らしい楽曲です」と笑顔で語っていた。