ヘイデン・クリステンセン、特殊メイクでダース・ベイダーに 『オビ＝ワン・ケノービ』舞台裏を公開

『オビ＝ワン・ケノービ』Blu-ray・4K UHD、7月24日発売　Star Wars （C） & TM Lucasfilm Ltd. LLC. All Rights Reserved. Used Under Authorization.

　動画配信サービス「Disney＋（ディズニープラス）」で独占配信中の「スター・ウォーズ」シリーズのオリジナルドラマ『オビ＝ワン・ケノービ』のBlu-ray コレクターズ・エディション スチールブック（数量限定）と4K UHD コレクターズ・エディション スチールブック（数量限定）が、24日にリリースされる。

【動画】「ヘイデン・クリステンセンの再登場」と題したボーナス・コンテンツ

　本作は、「スター・ウォーズ」シリーズの中で人気のキャラクター、オビ＝ワン・ケノービを主人公にした本作は、「スター・ウォーズ」最大の悲劇、オーダー66による粛清から10年後を描いた物語。

　最良の友でありジェダイの弟子であったアナキン・スカイウォーカーが、邪悪なシスの暗黒卿ダース・ベイダーに堕ち、ジェダイが最大の敗北を喫した『スター・ウォーズ エピソード３／シスの復讐』（2005年）での劇的な出来事「オーダー66」。その後、オビ＝ワン・ケノービは、タトゥイーンに隠れ住み、ルークの成長を見守る日々を過ごしていた。

　一方、帝国はすべてのジェダイを殲滅（せんめつ）させようと捜索を続け、尋問官のサード・シスターは、まだオビ＝ワンが生き延びていると考え、彼を誘き出すためオルデランで秘密裏に育てられているレイア・オーガナを誘拐させる。心を閉ざしていたオビ＝ワンが、レイアの救出を説得され、新たな旅路へと向かうことになる…。

　今回、発売されるコレクターズ・エディションに収録されるボーナス・コンテンツの中から、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーへと変わっていく様子がわかる特殊メイクの過程や映画時を再現した衣装についてなど、ヘイデン・クリステンセンの“再登場”までを追った映像の一部が公開された。

　クリステンセンがアナキン・スカイウォーカーからダース・ベイダーへと変わる特殊メイクの様子を映しながら、「ヘイデン・クリステンセンの再登場はとても重要」と語る監督／製作総指揮のデボラ・チョウのコメントが紹介される。脚本／製作総指揮のジョビー・ハロルドが「ダース・ベイダーの内面を描けたのがうれしい」と語り、「彼女（監督）に任せておけば安心だ」と、クリステンセンも心からスタッフに信頼を寄せていた様子がわかる。

　さらに監督は、同じく時を経て再び登場したオビ＝ワン・ケノービ／ベン役のユアン・マクレガーとクリステンセンの関係について、「互いを思いやる兄弟のような仲になっていた」と振り返っている。

　クリステンセンは久しぶりに衣装を身にまとうと、「着用した途端にキャラクターに戻れるね」と一言。衣装デザイナーのスティラット･アン･ラーラーブが「あらゆる情報を集め、同じ衣装に見えるように作り上げた」と明かすと、クリステンセンは「同じ物だと思った」と感心している様子も見ることができる。映画シリーズに敬意を払いつつ新しいドラマを作り上げた、キャストとスタッフの力強いチームワークに触れることができる貴重な映像となっている。

■スタッフ
監督：デボラ・チョウ
製作総指揮：キャスリーン・ケネディ、ミシェル・レイワン、デボラ・チョウ、ユアン・マクレガー、ジョビー・ハロルド
脚本：ジョビー・ハロルド
撮影監督：チョン・ジョンフン
プロダクション・デザイナー：トッド・チェルニアフスキー、ダグ・チャン
共同製作：ダグ・チャン
作曲：ナタリー・ホルト
音楽：ジョン・ウィリアムズ

■キャスト（ ）内は、日本版声優
オビ＝ワン・ケノービ／ベン：ユアン・マクレガー（森川智之）
ダース・べイダー／アナキン・スカイウォーカー：ヘイデン・クリステンセン（ベイダーの声：ジェームズ・アール・ジョーンズ）：（浪川大輔、ベイダーの声：楠 大典）
サード・シスター／リーヴァ：モーゼス・イングラム（村中知）
オーウェン・ラーズ：ジョエル・エドガートン（筒井巧）
ベルー・ラーズ：ボニー・ピエス（勝生真沙子）
ハジャ・エストリー：クメイル・ナンジアニ（杉田智和）
ターラ：インディラ・ヴァルマ（坂井恭子）
大尋問官：ルパート・フレンド（咲野俊介）
コーリン・ローケン：オシェア・ジャクソン・Jr（坂詰貴之）
フィフス・ブラザー：サン・カン（木内秀信）
ブレア・オーガナ：シモーヌ・ケッセル（岡田恵）
ナリ：ベニー・サフディ（加藤将之）