『ルックバック』新PV公開で雨でのスキップシーン解禁 第2弾特典はポストカード

劇場アニメ『ルックバック』ビジュアル （C）藤本タツキ／集英社 （C）2024「ルックバック」製作委員会

　アニメ映画『ルックバック』（6月28日公開）の新PV、第2弾入場者特典の情報が公開された。

【画像・動画あり】泣ける…名シーン続々！『ルックバック』新PV＆特典カード

　新たに公開された公開記念新PVには。運命的な出会いを果たした藤野と京本が漫画を描くことに直向きな姿が映し出されている。漫画賞に応募し、着実にステップアップしていく2人だったが、京本は藤野の力を借りずに1人で生きてみたいと告白。2人は別々の道を歩むことになり、そしてやがて訪れる衝撃的な出来事。

　新カットもふんだんに使われており、原作漫画でも象徴的だった藤野の雨の中でのスキップシーンがついにお披露目された。

　さらに、第2弾入場者特典の配布が決定。7月26日より「押山清高監督セレクション「ルックバック」原画シート／ポストカード仕様（8種）」が全国劇場にて配布。「ルックバック」で押山監督やアニメーターの井上俊之さんが描いた貴重な原画が1シートに4枚入った2枚組での配布となり、ポストカードサイズにも切り取れる仕様となる。（先着順・なくなり次第終了）。

　また、映画を鑑賞した鈴木敏夫（スタジオジブリ）は「作品は誰のために描くのか？答えは映画の中にある」、奈良美智（美術家）は「マンガを読んで涙出るくらい感動したのに、アニメで声が個性を持ってリアルに響いた瞬間、もう心が動いて最後にはやっぱり感動してる自分がいました」とコメントが到着した。

　『チェンソーマン』作者・藤本タツキ氏が描く『ルックバック』は、小学4年生の藤野と不登校の同級生・京本2人の漫画を通した成長ストーリーで、ある日、すべてを打ち砕く出来事が起きる。2人が描いた4コマ漫画が学年新聞に掲載されてから始まる青春物語で、中学生、高校生…と2人の人生を描いている。

　『少年ジャンプ＋』にて2021年7月19日に全143ページからなる長編読切作品として掲載されると、「天才だわ」「衝撃すぎて何も言えない…」などと大きな反響を呼び、初日で閲覧数250万以上を記録。『このマンガがすごい！2022』オトコ編1位、『マンガ大賞2022』ノミネート作品にも選ばれた。映画は河合優実と吉田美月喜のW主演となっている。