『ニコ☆プチ』専属モデルとして活躍中の12歳・橘侑里、「憧れていた方と共演できた感動は今でも忘れられません」
ORICON NEWS / 2024年7月20日 12時0分
『乃木坂46 6期生 夏組オーディション』や、『ワタナベ次世代オーディション2024』、アミューズ×賢プロダクション×キングレコード3社による『2024声優アーティスト育成プログラム・セレクション』など、注目オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、現在芸能界で活躍中の先輩スターの【オーディション体験談】を紹介。今回は、『ニコ☆プチ』専属モデルとして活躍中の橘侑里に、オーディションで印象に残っていることや初仕事で思い出に残っていること、影響を受けた芸能人、さらには今後の目標について聞いた。
【写真】芸能プロダクション「ABP」の主な所属者・貫地谷しほり
【ABP所属/橘侑里(たちばな・ゆうり)インタビュー】
――芸能界に憧れたきっかけは?
「事務所の方から声を掛けていただいたことが大きなきっかけです。あと読んでいた雑誌のモデルになってみたいなと思ったこともお仕事を始める大事なきっかけになりました」
――現在の事務所に所属した経緯を教えてください。
「おばあちゃんの家に帰省中、乗っていた電車を降りたときに事務所の方に声を掛けていただきました」
――スカウト後の事務所面談では、どんなアピールしましたか?
「当時は小学2年生だったので、地元の鹿児島に帰る前に連れられて行った事務所で大人の人とお話したという記憶しかありません。好きなものの話や学校で流行っていることなど自分のことを楽しく自由にお話させていただきました。『おもしろいね!』と言われたことがとても強く印象に残っています」
――所属事務所はどんなところですか?
「東京と鹿児島で距離があり、なかなかお会いする機会がありませんが、メールやお電話でこまめにやり取りをしてもらっています。マネージャーさんはとても優しいです。やってみたいことや興味のあることを訊いてくれたり、演技のワークショップに参加させてくれたり、自分だけではできないことを提案してサポートしていただいています」
――芸能の仕事を始めて、一番驚いたことは?
「オーディションの段階からたくさんの方が関わっていることです。出来上がったものからは想像しにくいけれど、世の中に作品や商品が出るまでに、大勢の方がそれぞれの仕事をして一つのものを作っているんだなと思いました」
――初めての仕事で印象に残っていることはどんなことですか?
「初めてのお仕事は大好きな雑誌の専属モデルです。最初の撮影は憧れていたモデルさんたちと一緒に撮影をさせていただいたので、緊張しすぎてよく覚えていません。緊張と会えた嬉しさと“本当にモデルになったんだ”という不思議な状況に、頭が真っ白になりながら、先輩たちの真似をしたり雑誌で見ていたポージングをしたり、無我夢中でやっていたのであっという間に終わってしまいました」
――この仕事の魅力とは?
「憧れていた方とお仕事でご一緒することができる感動は今でも忘れられません。あとは自分がメインとなる作品に選んでいただいて、それが形になったときの嬉しさも忘れられません。簡単なことではないと思うので、今後同じような経験をできるかわかりませんが、またこの感動や嬉しさを体験できるように頑張りたいなと思います」
――逆に大変だなと感じていることは?
「オーディションで結果がでないことです。オーディションで落ちることが続くと自分が否定されているように感じます。活動を続けていくモチベーションを保つことがすごく難しいです。あとは鹿児島に住んでいるため、交通費がかかるので大変です」
――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで、心に残っている言葉はありますか?
「小学4年生のときに映画の役で最終オーディションを受ける際、当時のマネージャーさんから『緊張するかもしれないけれど、侑里ちゃんは素直で自然な感じがとても魅力的だからそのままで楽しんできてね!』というメッセージをもらったこと。結果はダメだったけれどリラックスして臨むことができて、本当に楽しいオーディションだったなと今でも思います」
――これまでで一番影響を受けた作品や芸能人は?
「中条あやみさんが出演されていたドラマを観て、俳優のお仕事にも挑戦してみたいなと思うきっかけになりました。中条さんが演じられていた役がうまくいかない自分の状況と重なるように感じ、役柄の成長とともに自分自身も力をもらえて頑張ることができました。自分も作品を観ている方の力になれるような俳優さんになってみたいと初めて思うことができた俳優さんです」
――今後の目標を教えてください。
「いつか李相日監督の作品に出られるような演技力がつけられるように頑張りたいです」
◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「本人の思慮深さもさることながら、何かを訴えかけるような、目・表情が魅力の一つだと思います! オーディションなどを経験するごとに自らブラッシュアップし、着実に成長につなげる子なので、これからの活躍に期待しております」
【プロフィール】
橘侑里(たちばな・ゆうり)●2011年9月14日生まれ、鹿児島県出身。
■主な芸歴
・新潮社「ニコ☆プチ」専属モデル
・読売新聞 創刊150周年「信じてもいいですか」篇 出演中
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