1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

持ち前の明るさが武器の俳優・花純あやの、芝居の魅力は「答えが一つじゃないからこそ、無限の可能性がある」

ORICON NEWS / 2024年7月22日 18時0分

ミシェルエンターテイメント所属・花純あやの

 『乃木坂46 6期生 夏組オーディション』や、『ワタナベ次世代オーディション2024』、アミューズ×賢プロダクション×キングレコード3社による『2024声優アーティスト育成プログラム・セレクション』など、注目オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、“オーディション”を経て芸能界デビューを果たした、先輩スターの【オーディションエピソード】を紹介。今回は、劇団セビロデクンフーズの一員として活躍しつつ、ドラマや映画などで活躍中の花純あやのに、芸能界に憧れたきっかけやオーディションで心がけたこと、この仕事の楽しさ・魅力、今後の目標などを聞いた。

【写真】芸能事務所「ミシェルエンターテイメント」の主な所属俳優・生田俊平ら



【ミシェルエンターテイメント所属/花純あやの(かすみ・あやの)インタビュー】

――芸能界に憧れたきっかけは?
「大学を決める際、“最後の学生生活、やり残したことはないかな?”と考え、幼少期に参加した地域の演劇が楽しかったことを思い出しました。“やるなら今しかない!”と芸術の大学に飛び込みました。そのときは芸能界という認識はなかったですが、演技に触れていくうちに、“これからも続けたい、仕事にしたい”と思うようになりました」

――現在の所属事務所に応募した理由を教えてください。
「『デビュー』さんに掲載されていた所属者のインタビュー記事中『担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント』の欄を読みました。そこから俳優のことを心から信じていることが伝わってきたんです。身も心もすり減るこの業界だからこそ、事務所は心からお互いに信じ合える場所がいいと思っておりました。この事務所ならそれが叶うのではないかと思い、応募に至りました」

――応募書類では、特にどんなことをアピールしましたか?
「自分がどんな人間であるかを伝えることに力を入れました。私は、会話の中で飛び交う言葉の真意や、人の気持ちなどを常に考えてしまうところがあります。そういう長所でも短所でもあることをとにかく“素直”に“誠実”に、過去の想い出なども踏まえて、心の内を細かく色濃く記載しました」

――面接審査でアピールしたことは?
「自由課題と特技披露があり、自由課題のほうは特徴的な声を味わってもらう為にしっとりとした内容を、特技披露はとにかく身体を動かそう!と“うまい風に見える前転”を披露しました。体力には自信があるのでアクティブなところも見せたくて、ゴンッと頭を打つ音が鳴ってしまい『痛そうだね』と言いながら笑ってくださったこと、今も気恥ずかしくてよく覚えています」

――デビューを掴み取るまでにどんな努力や準備をしていましたか?
「自分自身とひたすら向き合いました。自己PRや志望動機など、いざ文字として書こうとすると曖昧な考えなどが浮き彫りになりました。また、所属する上で自分にとって欠かせないことについても考えました。例えば現在劇団『セビロデクンフーズ』にも所属していますが、この劇団活動が所属後も続けられるかどうかなど」

――所属事務所はどんなところですか?
「自由に使えるスタジオがあったり、気になることはすぐ聞ける体制だったり、とても恵まれている環境だと思います。また、『ありがとう』や『お疲れ様』がたくさん聞こえる温かい事務所だと思います」

――事務所に所属してみて、一番驚いたことは?
「現場での、撮影スタジオのセットです。何もないセットが立つ前の部屋も見せていただいたことがあるのですが、あそこから、たくさんの方の力で私たちがTVや映画で観るような家やお店が存在してるんだと改めて感じ、その上に立つことの意味を噛み締めました」

――初めての仕事で印象に残っていることはどんなことですか?
「事務所に所属して初めてのお仕事は、CMの撮影現場でした。冬で外での撮影だったので、みんなで震えながら待機していたのですが、スタッフさんがカイロを配ってくれて芯から温まったのを覚えています」

――この仕事の魅力とは?
「常に人との出会いがあること、正解がたくさんあること、です。同じ作品でも演じる人や演出方法が変わるとまた違った印象になったり。答えが一つじゃないからこそ、無限の可能性があるし、何度も、いつまでも、楽しめる仕事だなと思います」

――逆に大変だなと感じていることは?
「自分を見失わないこと、だと思います。表現・芸術なので、たくさんの価値観が混在する仕事だなと思います。自分がどう思うか、どう感じるか、どうしたいかきちんと問い続けることが大切だと思います」

――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで、心に残っている言葉はありますか?
「『ありがとうは4回伝えるチャンスがある』。【1】その日会ったとき、【2】解散するとき、【3】帰ってすぐ、【4】次に会ったとき。この話がとても印象的です。私も『ありがとう』を伝える機会を逃さぬよう丁寧に生きていこうと思いました」

――これまでで一番影響を受けた作品や芸能人は?
「大人計画さんの『キレイ―神様と待ち合わせした女―』です。大学の図書室に初演版の映像があり、友達におすすめされて観たのですが、ディスク2枚に分かれてトータル3時間半。寝落ちしてしまい4回くらい見直しました。初めて観る大人計画さんだったので衝撃ともに、阿部サダヲさん演じる少年ハリコナにすっかり魅了されていました。演劇ってなんて自由なんだと思いました」

――今後の目標を教えてください。
「ドラマや映画などで役を獲得し、たくさんの人に『花純あやの』を知っていただきたいです。少しでも多くの方に、“明日も頑張ろう”と思ってもらえますように。また、うちの祖母は朝ドラをよく観るので、祖母が生きているうちにその世界の一員になって喜ばせたいと思います」

◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「持前の明るさで周りをパッと明るくできる女優です。今や『爆裂芝居力』を標榜する弊社にとって、紛れもなく代表格といえる女優の一人です。一度会ったら、すぐにまた会いたくなる。彼女の様々な姿を見たくなる。そんなポテンシャルの高さも彼女の魅力の一つです。彼女の明るさで作品をご覧になる視聴者や観客の方の心に灯りをともせるそういう女優になってほしいと願ってやみません。公開待機中のドラマ、映画も控えておりますので、どうぞ温かな応援を宜しくお願いいたします。
末筆ですが、デビューのオーディションを通じて彼女に出会うことができたことはとてつもない幸運でした。
デビュー編集部には心から御礼申し上げます」

【プロフィール】
花純あやの(かすみ・あやの)●1997年12月15日生まれ、大阪府出身。
■主な出演作
映画/『明ける夜に』主演 猿江キミ役(堀内友貴監督)、『Gメン』瀬名ガールズ役(瑠東東一郎監督)、『虹の彼方のラプソディ』東野明日香役
ドラマ/ANB「星降る夜に」、KTV「アバランチ」
■その他の所属:劇団セビロデクンフーズ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください