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為末大氏、飲酒・喫煙で体操女子パリ五輪代表辞退の宮田笙子について私見「出場できる道を探って」

ORICON NEWS / 2024年7月20日 20時25分

為末大氏(2018年撮影) (C)ORICON NewS inc.

 元陸上選手の為末大氏(46)が20日、自身のXを更新し、飲酒と喫煙のため、パリ五輪代表を辞退したと報じられた体操女子の宮田笙子(19)について私見を記した。

【写真】オリエンタルラジオ・中田敦彦にそっくり?福田萌と共演した為末大

 為末氏は「三つの観点から、これを機に、十代の子供たちが問題を起こした時に、叱りながら、愛を持って支える社会を作っていくべきだと思っています」とし、「ルールの運用は機械的でない方がいい」「十代の脳は大人とは違う」「個人的な体験から人は変われると信じている」と持論を展開した。

 為末氏は大学時代にスランプになったストレスにより「金髪ピアスにしたり、(当時は珍しかった!)、素行も悪く、陸上界の爪弾きものでした。もう為末は終わったなと、あちこちでよく聞きました。自分で振り返っても、当時はやさぐれていたと思います」と回顧。



 「そんな時に、ある会見でメディアの方が当時日本代表の短距離部長であった高野進さんに為末の可能性について質問しました。もう彼は厳しいんですかね、と。その時に高野進さんは『何言ってるの。あいつがあそこで終わるわけないでしょ』と即座に答えました。それはメディアに言ったのか、メディアを通じて私に言ったのかはわかりません。そのコメント自体は記事にはなりませんでしたが、メディアの方がこっそりそれを教えてくれました。私はその日、部屋で号泣しました。このまま終わっていいのかと。今も立派な大人ではなりませんが、そこで私は変わったと思います。一人でも信じてくれる大人がいれば子供たちは変われると思います」と力説した。

 「私は十代で馬鹿げたことをたくさんしました。けれども周りの大人が支えてくれ、変われたと思います。十代は不安定です。馬鹿げたこともするし、先も見えていない。でも、大人は皆十代の時期を過ごしてきました。子供たちの問題にフォーカスするより、可能性を信じる社会の方が私は良いと思っています」と提言した。

 為末氏は19日朝、同選手の喫煙疑惑で協会が調査しているという報道を引用したうえで「問題だったとは思いますが、代表権を奪うほどではないと思います。どうか冷静な判断をお願いします」とポストしていた。

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