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わずか8.8坪…極小の家の中になんと「庭」発見 家族4人でのびのび、驚きの間取り明らかに【住人十色】

ORICON NEWS / 2024年7月19日 20時30分

20日放送『住人十色』より(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色 〜家の数だけある、家族のカタチ〜』(毎週土曜 後5:00 ※関西ローカル)あす20日放送回は、リビングに「大きなもの」を取り入れる驚きの方法で狭小を克服した家が登場する。

【写真】家の中に木が…極小住宅を逆手にとった「屋内庭」

 “家の数だけある 家族の形”をテーマに、さまざまな「素敵な家」を訪れ、その家の暮らしやすさへの工夫や秘密を取材し、住人(アルジ)の生き方に迫る番組。

 今回の舞台は東京都豊島区で、アルジは6歳と4歳の子どもがいる4人家族。都内で会社員として働く夫妻が昨年建てた新居は、コンクリートの外壁に覆われた真四角形、建坪はわずか8.8坪と、駐車場2台分にも満たない大きさ。しかも、広くないにもかかわらず、子どもによると「家の中にでっかい“アレ”がある」という…。



 玄関から中に入ると、なんと室内に高さ4.5メートルもある巨大な木が植わっていた。このスペースは、アルジ自慢の「庭」だという。木を見上げると、屋根の半分以上がガラス張り。実は、これが狭小克服の秘策なのだという。

 アルジ夫婦は、長男の小学校入学を機にマイホームを計画。通勤に便利な都内を中心に探し、限られた予算内で購入できたのが、建坪8.8坪の狭小地だった。この場所で家族4人が快適に暮らすために目指したのが、のびのびと暮らせるまるで「外のような家」。そのために貴重な床面積を削り、森のように巨大な木がそびえる屋内庭を設けた。さらに、大空を望める巨大ガラス窓、吹き抜けを組み合わせ、開放的に。地面を1メートルほど掘り下げて半地下を設け、家を3層構造にすることで床面積を確保している。

 一家のシンボルツリーであるシマトネリコの木は、道路側にある大きな窓からの視線を遮る役割も担う。床をくり抜いた地面に直接植えられ、土の栄養と日当たりの良さもあって、この1年で1メートルも成長したという。

 木が植わる1層目は、リビングダイニングになり、木のすぐ横に幅2.5メートルもあるコンクリート製の大きなテーブルがある。片側の1本脚して省スペースを実現し、テーブルの後ろは幅4.5メートルの巨大キッチンとなっている。業務用厨房メーカーに注文し、調理だけでなく、お絵描きや工作をする子どもたちが気負わず使えるよう、実験室のようなオールステンレス製のこだわり。

 階段を上がった2層目は、踊り場を中心に左右にスペースが分かれ、片側は寝室に利用。木の真横で寝ている形になり、まるで毎日がキャンプ気分だという。反対側の壁は一面、大容量の収納を兼ねた本棚としている。その一部は隠し扉になっていて、押すと秘密部屋が現れる。

 一番上の3層目にあるのは、ガラス屋根。しかし家の中には容赦なく日差しが入るため、夏には外気温より室温が高くなることも。そこで、ランドリースペースなど滞在時間が少なめの部屋を3層目に置いているという。

 狭さを克服した外のような家に暮らして1年。夫は「自然の影響をダイレクトに受ける家なので、それとどう戦っていくかが結構面白い」と明かす。妻も「暑かったら涼しいところに自分が行けばいいし、みんな自分で工夫しながら生きる力を身につけていってくれるんじゃないかと思います」と笑う。

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