『新婚さん』“60年前の東大アイドル”が登場…スタジオでやらかし 誰もが赤面する大胆な一言も

21日放送『新婚さんいらっしゃい！』より（C）ABCテレビ

　お笑い芸人・藤井隆、タレント・井上咲楽が司会を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』（毎週日曜　後0：55）のあす21日放送回は、東大出身・80代の新婚夫婦が登場する。

【写真多数】“60年前の東大アイドル”だった妻　「顔も若くなったと言われる」

　今回は、新婚さんのご自宅映像から番組スタート。神奈川県葉山町にある6LDKの1軒家で暮らすのは、80歳と81歳のカップル。毎日デュエットしながら料理を楽しむ、ラブラブっぷりが紹介される。

　恋は、高度経済成長真っただ中の1963年にさかのぼる。なんと東大文学部の先輩と後輩の関係で、大学の合唱部で出会った。当時の妻は、合唱団のアイドル的な存在。モテにモテまくりで、夫にとっては高嶺の花。妻は夫のことを「眼中になかった」と振り返る。

　卒業後には、別のパートナーと結婚。再会は10年前、2学年の同窓会で、50年ぶりのことだった。とても懐かしく楽しい会になり、夫は当時、ひそかに想いを寄せていたことを妻に打ち明ける。「まだ覚えている人がいるんだとうれしかった」と妻。しかしその場は、甘酸っぱい思い出としてお開きとなった。

　そしてさらに時が経ち、今から3年前。夫が先に所属していたOBの合唱団に、かつてアイドルだった妻が加入。練習後に一緒に帰るようになり、学生時代には交わせなかった会話を楽しんだ。夫は独身になっていたが、妻には前夫がいたため、あくまでも合唱仲間としての友人付き合いだった。

　昨年1月、妻の前夫が亡くなってしまう。地域の人たちが開いてくれたお別れ会に感謝しつつも、落ち込む妻。当時の悲しみを語るシリアスな流れになるが、妻があり得ない言い間違いをやらかし、スタジオに前代未聞の大苦笑が巻き起こる。

　そんなドン底の妻に、夫は励ましの品を贈った。すると、その優しさに心をつかまれ、形勢逆転、妻の猛アプローチがスタート。どんどん距離を縮め、最終的にはアツい思いのこもった手紙で夫に迫り…。手紙の朗読が再現されると、MC2人も心を打たれ、誰もが赤面する大胆な一言も明かされる。

　晴れて始まった新婚生活で、「顔も若くなったと言われる」という妻。大人ならではの新婚旅行の模様は、うらやましい限り。「60年前のアイドルと一緒になれた、こんなに幸せなことはない」と夫。人生まだまだ、いつ機会が訪れるかわからないと勇気をもらえる新婚トークとなる。