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GACKT、織田信長の憤りを感じながら演じた 『もし徳』連載企画

ORICON NEWS / 2024年7月21日 12時0分

映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)に出演するGACKT(撮影:松尾夏樹) (C)ORICON NewS inc.

 同名大ヒット小説を原作に、AIで復活した偉人たちによる最強ヒーロー内閣の活躍を描いた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)。経済産業大臣・織田信長を演じたGACKTにインタビューした。

【画像】馬に乗って練り歩く織田信長『もし徳』場面写真

――映画『もし徳』に出演した感想は?

【GACKT】キャストが豪華。そこに混ぜてもらえてうれしかったです。野村萬斎さん、竹中直人さん、高嶋政宏さん(※高=はしごだか)ら、皆さんの演技を目の当たりにできたことが、経験としても大きいです。

――武内英樹監督とのタッグは、鬼に金棒ですね。

【GACKT】武内監督とはこれまでも一緒に仕事をしてきましたが、ボクらが撮影している段階では、完成した画が見えているのは武内監督だけなんですよ。監督の頭の中にしかないから、ボクらはどうやったって見ることができない。だから武内監督が求めてきたものに全力で応えていくしかないんですよ。そこに疑問を持たない。それが武内監督に対するボクの向き合い方。最初はしんどかったんですけど、いい意味であきらめがついてからはとてもスムーズにご一緒できていると思います。



――織田信長役を演じるにあたって意識したことは?

【GACKT】織田信長に憧れを持つ人もたくさんいると思うんだけど、実際に織田信長が現実社会によみがえったら、モラハラ、パワハラの権化だと思うんですよ(笑)。有無を言わせない天賦の才と、圧倒的なカリスマ性を持っているからそれができる。

 さらに、この映画の中の信長は、本能寺の変で討たれなかったら、本当はこういう国づくりをしようとしていたんじゃないのかな、と思わせる一面があって、それゆえに今の日本を見て、“なぜ日本はこうなってしまった”と憤っているようにも感じました。意志の強さと決断の早さ、その実行力は凄まじいものがあり、そういうのって大事だよな、と思いながら演じていました。

――映画を楽しみにしている人へメッセージをお願いします。

【GACKT】自分たちの生活を、自分たちの環境を変えたいと思うのならもっと本気で自分自身が動かなきゃいけないってことを、言葉ではなく心で理解する必要があるんじゃないかとボクは常々思っているんですが、感情に訴えかけることができるのが音楽であり、映画なんじゃないかと。誰かのせいにするのはやめて、自分から変えていかなきゃいけないという意識が生まれるきっかけにこの映画がなってくれれば、そう思ってくれる人が少しでも増えてくれたら、この映画を作った甲斐があるんじゃないのかな。皆さんの心が熱くなる何かが待っているかもしれません。

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