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『光る君へ』清少納言から定子へ ウイカ「まっすぐ一本の軸を持って生き続けた。かっこいいっす、最高!」【君かたり】

ORICON NEWS / 2024年7月21日 21時0分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、ききょう(清少納言)を演じるファーストサマーウイカの声を紹介する。

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――藤原定子の最期のシーン
もちろん亡くなるシーンっていうのは悲しいですけれども、お別れのシーンなので。ただ個人的には別れのシーンよりもやっぱり、最後に二人で過ごしたシーンのほうが悲しくて、なぜならそれは、いなくなっちゃうのがわかっているから悲しいんですけど、だから亡くなっていくシーンはむしろ悔しい、隣で伊周が泣き怒っているそばでただずんでいますけれども、気持ちは伊周と同じだなと思いながら



「なんでこんなふうになっちゃうんだろう」「どうして彼女はこんな悲しい人生を歩まなければいけなかったんだろう」という、やっぱり解せないというか、悔しい悲しい怒りみたいなことのほうが大きくて、それでやっぱり改めて「素晴らしい人だな定子は」と思ったところが最期の定子の辞世の句が几帳のところに結んであって、ききょうがそれを見つけて伊周に渡すっていうシーンですけど、あそこに歌がくくりつけられてあるということは定子はどこかで悟っていたのかもしれない。

心も体もいろんなものに蝕まれているような状況を察して、そしてみごもった最後の3人目の子どもを産むときに「もしかしたら私、産んだらいなくなるかもしれない」と、どこかにわずかによぎっていたからなのかというふうに感じるわけですよね。

結んである瞬間に遺書というかその覚悟、そして産んで彼女の命を全うして、残された人たちに最後生きた証しというのを歌とともに命とともに残して消えていったというのが、本当に「さすが私の推し」というか、「この人にお仕えしてよかった」っていうのが、あの手紙を見つけて開く瞬間にわ~っとあふれ出たものはありましたね。「かっけ~!」って。本当に登場から最後までずっとまっすぐ一本の軸を持って生き続けた。かっこいいっす、最高!

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