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『光る君へ』さらば定子様… 高畑充希が語った最期【君かたり】

ORICON NEWS / 2024年7月21日 21時0分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原定子を演じる高畑充希の声を紹介する。

【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…

――藤原定子を演じきって
常に何かと何かに引っ張られているというか、両極のものに引っ張られながらその中でギリギリで自分を保っているような印象があって、政治と恋愛とか子どもと家族、子どもと天皇とか、いろんな自分じゃないものに引っ張られながらもギリギリで立っている役だったので、すごくシーンを経るにつれて強さというか、わかりやすい、強いぞっていう強さというよりは、もうちょっと達観していく強さをどんどん得ていくような印象がありました。



――后を二人とすることを聞いて
強がりで言っているわけでももうないのかなというか、最初の頃はピュアでユーモアのある明るい人だった、印象だったんですけど、年々本当にみんなよりももうちょっと一個フラットな次元でものを考えるというか、一条天皇が好きだから、一条のためにどうしてあげたら一条がいいようになるんだろうとか、そういうもう一つ大人な意味での愛情があったのかなと思いました。

――ききょうについて
最初の頃は本当に仕えるものとそれを受けるものっていう、適度な距離があったと思うんですけど、やっぱりどんどん定子が追い詰められて、周りに頼れるものがいなくなったときに、最後までついてきてくれたのはききょうで、なので唯一荒波の中でつかめた花みたいな感じの印象で、最後の方のセリフで「私の気持ちをわかってくれるのはそなただけだ」っていうセリフをききょうに言うんですよね。

それは本当に家族でもなく一条でもなく、ききょうだったっていうのは、一条との愛っていうのはすごく定子の中で大きいトピックですけど、でもききょうとのラブストーリーじゃないですけど、女同士の強い、ほかのものに邪魔されないつながりみたいなものが、どんどん撮影を追うごとに定子の中で大きいものを占めてきたなと思いますし、それにつれて(ファーストサマー)ウイカちゃんともすごく親密になれたかなと思います。

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