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山崎賢人、日本人初受賞のトロフィーを掲げ笑顔 ニューヨーク・アジアン映画祭で『キングダム』上映

ORICON NEWS / 2024年7月22日 5時0分

ニューヨーク・アジアン映画祭2024で日本人初の「The Best from the East Award」を受賞した山崎賢人

 俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)が、米ニューヨークで開催中の「ニューヨーク・アジアン映画祭2024」で、素晴らしい演技を披露した俳優に与えられる「The Best from the East Award」を日本人で初受賞。現地時間20日、リンカーン・センターで映画『キングダム 大将軍の帰還』の上映前に行われた授賞式に出席した。

【画像】ニューヨークを代表する観光名所で撮影した写真

 2002年に創設された同映画祭(New York Asian Film Festival/略称NYAFF)は、北米でもっとも由緒あるアジア系映画祭で、今年で23回目の開催。今月12日から28日まで、韓国・中国・タイ・フィリピンなどアジアから90作品以上が出品されており、主流の大ヒット作品からインディペンデント系の奇抜な作品、熱狂的なファンがついているカルト映画など非常に多様で個性的な作品を上映している。



 授賞式当日、レッドカーペットセレモニーの直前に山崎は「この(映画祭の)ためにここまで来たので、すごく楽しみです!賞をありがたくいただいてこれからの糧にできるように、キングダムチームを代表して受け取りに行きたいです!」と気合十分。

 この日のチケットは、発売後、即完売する人気ぶりで、場内にすでにたくさんの観客が集まっていることを聞いて山崎は、「(このあと間もなく)キングダムがアメリカで初めて上映となることに、自分自身とてもワクワクしているんですけれど、お客さんに楽しんでもらえるように、スピーチも頑張りたいと思います!」と改めて意気込みを語っていたという。

■映画祭ディレクターが「童信、素質がありますよ」と絶賛

 レッドカーペットセレモニーでは、海外メディアが多数集まる中、カメラマンの掛け声がする方に笑顔を向け、「Thank you!」と返していた。最後にはキングダムポーズも披露していた。

 今回、日本映画とアジア映画全般における優れた功績を評価する世界の映画とエンターテインメントの展望に多大な貢献をしたアーティストを称える「The Best from the East Award」を日本人で初めて受賞した山崎。

 受賞理由について、NYAFFディレクターのサミュエル・ジャミエ氏は、「多くの映画やドラマを通じて日本だけでなくアジア全体、そして世界中に数多くのファンを持っていて愛されています。特に『キングダム 大将軍の帰還』は、これまでのシリーズ3作で大ヒットを続け、多くの優れた俳優たちの演技が胸躍る興奮と感動を提供しています。山崎さんは、このシリーズの主役として魅力的な熱演と感動的な演技を披露し、爽快なアクションシーンでも見事なパフォーマンスを見せてくれました」とコメントを寄せ、ステージ上では「童(わらべ)信(しん)、素質がありますよ」と、『キングダム』王騎将軍の言葉を引用して、トロフィーを渡した。

 これを受け、山崎は「Hello everyone. My name is Kento Yamazaki. It's great honor to be here today.(皆さんこんにちは、山崎賢人です。ここに来れてとても光栄です)」と、英語であいさつし、会場を大いに盛り上げた。

 続けて、「今回このような賞をいただけて本当にうれしく思います。『キングダム』という作品は自分にとってもすごく大切な作品の1つです。20代の7年間を『キングダム』という作品、信という役と共にもう一つの人生のように生きてきました。1人では、このような賞をいただくこともできなかったと思うので、『キングダム』を愛していただいている皆さんにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ありがとうございます!」と、緊張しながらも観客に向かって丁寧に感謝の言葉を述べていた。

 そして、「日本の最高のスタッフ・キャスト、みんなで作り上げたからこそ、この賞をいただけたと思うので、チームを代表してこの賞をいただきたいと思います。(トロフィーが)すごく重いです! 今回初めてニューヨークの皆さんに大スクリーンで『キングダム』を観てもらえること、本当にうれしく思います。これを機に海を越えて『キングダム』が皆さんに愛してもらえたらうれしいです」と、飛信隊の隊長さながらに堂々とスピーチ。「Thank you, NewYork!Enjoy Kingdom!」と会場を大いに沸かせ、トロフィーを高らかに掲げた。

 授賞式後は、マスコミ向けのフォトセッション会場へと移動。山崎は先ほど受け取ったトロフィーの重みを感じながら、丁寧に撮影に応じていた。

■受賞トロフィーより王騎将軍の矛の方が重い!

 本編の上映が終わった瞬間に観客からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。感動と熱気に包まれている場内に、主演・信役を務めた山崎と松橋真三プロデューサーが登壇すると、会場内のボルテージは最高潮に。

 キャレン・セバンズ氏(NYAFFプログラマー)の司会で、現地の観客からのQ&Aが実施された。「世界中で愛される信の魅力は何だと思いますか?」という質問に、山崎は「まっすぐで嘘がない、気持ちのいい人間だからかなと思います。信からまっすぐな部分や気持ちに影響を受けて自分もそうでありたいと思っていたので、観ていただいた皆さんも信のまっすぐさに心動かされているのかなと思います」と、7年間信を演じてきた山崎ならではの回答をした。

 「王騎将軍の矛と受賞トロフィー、どちらが重いですか?」という観客からの質問には、「王騎将軍の矛の方が重いです!」と笑いながら答えるなど、終始和やかな雰囲気で、多くの質問に応えていた。

 映画祭に参加して山崎は「ニューヨークの皆さんが温かく迎えてくれたので、すごく楽しかったです。日本ではなかなか聞かれないような角度の質問も多くて、また違った角度で自分の中でも『キングダム』の魅力を伝えられたかなと思います。ニューヨークの皆さんに観てもらえてすごくうれしかったです」と充実した表情で、「もっともっと『キングダム』の面白さが広がっていったらいいなと思います」と、世界各地で愛されていくことを願った。

 さらに、「これだけ心震わされて熱くなれる作品なのでぜひ映画館の大スクリーンで観てほしいし、日本のエンターテインメントの最高峰だと思うので、シンプルに映画館に楽しみにきていただけたらいいなと思います!」と話し、さらなる大ヒットへ向けての意気込みを語っていた。

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