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『降り積もれ孤独な死よ』成田凌&瀧本蒼佑、“兄弟”の激白シーンにコメント「本物の空気があった」【ネタバレあり】

ORICON NEWS / 2024年7月22日 13時4分

日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』より(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

 俳優の成田凌が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(毎週日曜 後10:30)の第3話が、きのう21日に放送された。過去の痛みと苦しみを分かち合い、向き合い始めた冴木仁(成田)と瀧本蒼佑(萩原利久)。家族の物語がつづられた第3話を受け、成田&萩原からコメントが到着した。

【場面写真】五味明日香(黒木メイサ)が冴木仁(成田凌)に携帯を見せ…

 原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一氏、漫画・伊藤翔太氏)。未完の原作をもとにオリジナルの要素を交えて届けるスリリングなヒューマンサスペンスドラマとなっている。

 第3話では、番組冒頭5分で13人の子供の白骨死体が見つかった灰川邸事件の容疑者・灰川十三(小日向文世)の死亡が確定。さらに、灰川邸事件の犯人を追う刑事・冴木(成田)が、腹違いの弟・蒼佑(萩原)と同様、父親から暴力を受けていた壮絶な過去が明らかになった。灰川邸事件と並行して、連続傷害事件の犯人を追う冴木の先輩刑事・五味明日香(黒木メイサ)は、被害者がみな「子どもを虐待する男性」であることに気付き、犯行現場の防犯カメラから犯人は冴木であることを見抜く。主人公である刑事が傷害事件の犯人という驚きの展開に「えっ!?まさかすぎるんだけど」「人生でおそらく1番長い えーーーー!が出た」「主人公が犯人なの新しいパターン過ぎる…」とネットは騒然となった。



 また、蓮水花音(吉川愛)を階段から突き落とした犯人の疑いがかかっていた蒼佑だが、花音が突き落とされた夜はDV加害者更生プログラムに参加していた。そんな蒼佑に対して、冴木は疑いをかけたことを詫び、涙ながらに自身の罪を打ち明ける。冴木の涙に蒼佑は「生きていれば大抵のものは直せる」という冴木の言葉を胸に、何度もやり直そうとしてきたことを語った。

 互いの想いをぶつけ合うシーンを演じ、冴木役の成田は「萩原利久さんとは初めての共演、そしてこの作品の中でもまだ数回しか会っていませんし、会話も少ししかしていません。それでも蒼佑と冴木として、同じ思い出を共有し、同じ苦しみを抱え、まるで0地点が同じであったかのように、ふたりの距離があいていました。このマイナスからのふたりで踏み出した一歩は、決してプラスには届かなくとも、大きく力強い一歩になったと思います」と冴木と蒼佑として向き合えたことを振り返った。

 蒼佑役の萩原は「めちゃくちゃ緊張感ありましたよ。台本だといくつものシーンにまたがっていますが、一気にぶっ通しで撮影したので、シーンとして長いですし、一言一言がすごく重くて。お互いがなかなか今まで言ったことないことをお互いにぶつけるっていうシチュエーションだったので。僕は最大限その緊張感が生きたんじゃないかなって思います。なかなか体育館で2人で話すってないし、あんな広い中で大きな声で話すわけでもないのに聞こえるんですよね。小さい声でも2人しかいないと静寂。静寂の中で声を出すのはすごく緊張しましたし、そうした1つ1つの要素が全ていい方につながったんじゃないかなと思います」と緊張感あふれる撮影現場の様子を明かした。

 さらに、萩原は「長い目で見ても蒼佑にとってはひとつのターニングポイントとなるシーン。蒼佑のいろんなバックボーンを考えても、あのシーンは本当に無駄な部分はなくて、一言一言に本当に思いがあり、これまでの蒼佑や、これからの蒼佑を含むシーンだったかなと思います。本当に良い緊張感の中で演じさせて頂きました」と語り今後のストーリーに繋がるシーンとなったことを語った。

 一方の成田は「これはテレビドラマという、作り物、偽物ですが、あそこにはどこか本物の空気がありました。全スタッフが作り出してくれた空気、熱量にも感謝します。監督の、ここ3話の一番大事なシーンだから!というリハーサル前の一言だけ余計でした(笑)。うそです、締まりました。感謝してます。長々とすみません、全部忘れて楽しんでみてください」と、すでに作品を見た人にも、まだ見ていない人にも改めて作品の魅力を感じられるシーンであることを語った。

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