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映画『正体』謎の包まれた主演明らかに “正体”は横浜流星「非常に思い入れのある作品」

ORICON NEWS / 2024年7月23日 6時0分

映画『正体』主演は横浜流星(C)2024 映画「正体」製作委員会

 俳優の横浜流星が、11月29日に公開される映画『正体』に主演することが発表された。作家・染井為人氏による小説『正体』を実写化。すでに主演を隠した状態で、メインキャストとティザービジュアル、超特報などが公開されていたが、その“正体”が満を持して解禁された。横浜は5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木に体当たりで挑む。

【動画あり】“死刑囚”役の横浜流星が逃亡…映画『正体』予告

 『余命10年』(2022年公開)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメントが誕生する。公私ともに交流がある横浜と藤井監督は、長編劇場映画では『青の帰り道』『ヴィレッジ』に続き3回目のタッグとなる。



 日本各地に潜伏し逃走を続ける、5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木(横浜)。彼と出会い、信じる、疑う、恋する、追う4人。彼は凶悪犯か、無実の青年か…。今回特報映像では、姿を変えながら逃亡を続ける鏑木の姿と、日本各地で彼と出会った者たちの姿とが収められている。

 鏑木は行く先々で姿を変えて潜伏し、各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)らと関係を築いていく。沙耶香は鏑木を信じ、和也は殺人犯ではないかと疑いを抱き、舞は鏑木に恋をするなど、それぞれの目に映るその鏑木の印象は異なるものであった。

 鏑木を追う刑事・又貫(山田孝之)は「気づかなかったんですか?彼の正体に」と沙耶香たちに問いかけ、「殺人犯です」と確固たる意志のもと鏑木を追い詰めていく。そして、又貫と対峙する鏑木…。彼の正体とは、そして鏑木の計画とは。潜伏生活のなかで移り変わっていく鏑木のビジュアルと、多様なキャラクターに扮した横浜がみせるさまざまな表情にも注目だ。

■横浜流星コメント

『正体』は監督と共に目標を決め、 非常に思い入れのある作品です。
人生は一筋縄ではかない。
人が人を欺き、陥れ、間違いが起き、理不尽で、“正義”が通用しないことが多々ある。
状況は違えど、誰もが感じた事があると思います。
それでも彼は信念を持って生きます。
彼の生き様に何かを感じてもらえたらうれしいですし、何故脱獄したのか、真意は何なのか、
劇場で彼の正体を目撃していただきたいです。

■藤井道人監督コメント

18年前に映画を作り始めてから、たくさんのすてきな出会いがありました。
その中でも俳優・横浜流星との出会いは、僕にとってとても大きなものでした。
お互い売れずに苦汁を飲んでいた時期を経て、お互いを鼓舞し合って、たくさんの時間を過ごして今の関係があります。
「流星主演で映画を作ろう!」
そんなことを合言葉に、我武者羅(がむしゃら)に駆け抜けてきました。
いまから4年前、その記念すべき1本目の作品として企画を立ち上げたのが映画「正体」です。
原作の染井先生は同世代ということもあり、会ったその日に意気投合しました。
染井先生が僕らのために多くの時間を割いてくださり、作品の話をたくさんできたこと、本当に感謝しております。
原作を提案してくれたプロデューサー、敬愛するキャスト、スタッフの4年間の想いが1本の映画になりました。
人と人との繋(つな)がりが希薄になっている今だからこそ、たくさんの方に観ていただきたいです。
どうぞ、公開まで楽しみにしていてください。

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