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【FNS27時間テレビ】本気の先に見えた「テレビ最高!」な景色 笑いと感動をプレイバック

ORICON NEWS / 2024年7月23日 6時0分

『FNS27時間テレビ』エンディングの模様 (C)ORICON NewS inc.

 最後は7人で肩を組み、真ん中にいた粗品がしみじみ呼びかけた。「いやいや…みんなありがとうございました。スタッフさん、チョコプラ、せいや、ハナコ、どうもありがとうございました。最高でした!」。フジテレビの超大型生放送番組『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』が、20日午後6時30分から21日の午後9時54分にかけて放送された。『新しいカギ』(毎週土曜 後8:00)をベースに、総合司会を務める霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコが届けた「日本一たのしい学園祭!」を、独占取材の写真も交えながら熱気あふれた様子を振り返りたい。

【独占密着写真たくさん】随時更新!FNS27時間テレビの様子

■オープニングでせいや雄叫び さんまVS粗品が『向上委員会』で実現



 『グランドオープニング』では、KEYTALKが『新しいカギ』の主題歌「MONSTER DANCE」を歌唱し、中央の扉が開き総合司会の7人が登場すると、スタジオに集まった“リアル学園祭世代”のたくさんの学生たちがいきなり大興奮。続いて、FNS各局による『FNS日本縦断!青春スゴ技リレー』が行われ、大トリのせいやがテーブルクロス引きを見事に成功させ、真っ赤な「真っ直ぐ!」と書かれたタオルを広げたて喜びの雄叫びを上げる、最高のスタートとなった。

 番組冒頭から、“笑いと猛毒のトリックスター”粗品が大暴れし、『超!学校かくれんぼ』『千鳥の鬼レンチャン~サビだけカラオケ タッグモード大会~』などといった人気企画も行われる中、明石家さんまが“お笑い向上長”を務める『さんまのお笑い向上委員会』では、さんまVS粗品が実現した。「アンチ宮迫」パネルを掲げた粗品に対して、さんまがツッコミを入れるも、粗品は「宮迫とバチバチやっている時に、なんかさんまが…。ラジオで『粗品に説教せなアカン』とか言うてて」と“呼び捨て”で挑発する。

 『向上委員会』で、永野の髪をつかんだ陣内智則の再現とばかりに、さんまも粗品の髪をつかみかかって応戦。それでも折れない粗品は「さんまさんはいいですけど、西川のりおとか、嘉門タツオとかも首つっこんできて、みーんな老害!老害や全員」と強烈な一言。さんまが「老害(笑)?」とまんざらでもない表情で乗っかると、せいやが「褒めてないです!ナイスガイとかじゃないんですよ(笑)」とツッコミを入れ、霜降り明星のコンビプレーも光った。

 深夜1時過ぎから始まったのは、ゲームマスターである粗品進行のもと、次世代を担うネクストブレイク芸人たちがチーム対抗でし烈なバトルを繰り広げる、深夜のお笑い企画『粗品ゲーム~日本一不条理なお笑いバトル~』。1人賛否をはじめとした粗品の真骨頂を具現化したゲームを各チームが競っていき、コーナーのラストは上位4チームによる「パチンコローション大喜利」となった。これまで出場芸人たちを翻弄してきた粗品は頂上で悠々と待ち構えており、あれやこれやと出場者たちを妨害。そんな“支配者”に向けて、ローションまみれの階段をせいやが駆け上がり、おもむろに粗品の背後に回ると、2人でわちゃわちゃしながら最終的には粗品がローションまみれの階段を落ちていく…という友だちノリ全開の展開は、まさに学園祭そのものだった。

■『逃走中』から『ハモネプ』まで…粗品の振れ幅 100kmサバイバルマラソンはデッドヒート

 夜も明けてきた頃に訪れた『めざましテレビ×ぽかぽか』では、ハライチ・岩井勇気のキレキレフリップがさく裂し、粗品も自身のスタイルについて「カウス師匠も『そのままいけよ!』って言ってくれているんで。たまにメールするんですけど、カウス師匠に『誰の言うことも聞くな』と…」と“師匠の金言”を明かす一幕も。『FNS逃走中』では、ハンターに確保されてしまった粗品が、ミッションに成功したお笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1の指名を受けて復活。盛り上がる参加者たちだったが、直後に粗品は電話ボックスに駆け込み「自首させてください」と申し出て賞金150万5100円を獲得する“らしさ”全開で話題をさらった。

 『高校生クイズ何問目?~年間チャンピオン大会~』では、霜降り明星とハナコ・岡部大による『新しいカギ』チームが、早稲田高等学校チームと熱戦。粗品の計算力、岡部の早押し力、せいやの記憶力などを生かし、一時は早稲田高校チームをリードする展開となったが、惜しくも敗戦。粗品は「いや、これもう完敗ですね!これは気持ちよく負けました」とストレートに賛辞を送るほど、どのチームも真剣にクイズに挑み、清々しい時間が流れた。

 1日目からの通し企画「100kmサバイバルマラソン」は、2日目の午前11時30分頃にモシモシのいけが、OWV佐野文哉との壮絶なデッドヒートを競り勝ち、見事に優勝。ゴール直前の駆け引きに、総合司会の7人も目が釘付けになっていた。

 また、マラソンのスタート当日にまさかの離婚を発表した、声優の金田朋子と俳優の森渉の元夫婦も2人そろって見事に完走し、森が「宇宙一自慢の元妻ですね。すごいですね。あのスピードで入るとは思わなかった。僕らは、戸籍上は離れたかもしれないですが、家族の心は変わってない」とのコメントを残した。

 ハモネプ「初」となる、高校生による全国大会『ハモネプハイスクール』パートでは“審査員・粗品”の的確なコメントが連発。名倉潤から「落書きしてたやろ(笑)?」とイジられながらも「(スピッツの)『空も飛べるはず』って、アカペラ界、ひいてはハーモニー界でも王道な選曲やと思うんですけど、サビ・コーラスの『君と』というところから入るとか、途中一瞬止まる箇所があるとか、面白いアレンジがすごかったです」とミュージシャンの顔で具体的なポイントを挙げると、スタジオからも驚きの声に包まれた。

■大一番「カギダンススタジアム」で涙と笑いの大団円 せいや「テレビ最高!」

 『今夜はナゾトレ』コラボ企画「ナゾトレ川柳」『生学校かくれんぼ~かくれんぼ博士100人VSやす子~』などのフジテレビの人気企画も次々と行われ、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』と『新しいカギ』とのコラボパートでは、東野幸治VS粗品が実現。粗品の言動にフィーチャーした企画が行われることになり、東野が冒頭から「粗品くんに気を使いながら…」と遠慮する素振りを見せがらも、粗品が西川のりおに対して吠えた『さんまのお笑い向上委員会』パートでの発言を念頭に置いてか「のりおだけはアカンねや(笑)」とツッコミを入れるなど、大いに盛り上がった。

 初日から駆け抜けてきた7人だが、最後に大一番「カギダンススタジアム」が待ち受けていた。カギメンバー×高校生が超本気で練習、ひと夏の青春を捧げたオリジナルダンスでNo.1を目指す、学園祭のクライマックスにふさわしい大型企画で「花巻東高等学校×岡部大」「武南高等学校×松尾駿」「宝仙学園高等学校女子部×長田庄平」「KADOKAWA DREAMS YOUTH×せいや」「三重高等学校×秋山寛貴」「北九州市立高等学校×丸山礼」「1MILLION×菊田竜大」という顔ぶれになった。

 出場校に関する丁寧なVTR紹介では、学生たちと一緒に練習するMCたちの姿や学生たちの熱い思いが伝えられ、それぞれ見事なかけ算で本番のダンスでは魅力が爆発。2番手として登場した三重高校×秋山組の紹介VTRでは、秋山が地元・岡山にいる祖母のもとを訪れる様子が放映され、祖母の涙に触れた秋山が思わず“もらい泣き”する一幕も。ストーリー仕立てのダンスを踊りきると、スタジオ中が感動に包まれた。審査員からも軒並み高得点で、高校生たちも感動のあまり涙を流していた。

 5番手の「武南高校×松尾」パートでは、今回のダンスのテーマを話し合う中で、松尾が高校生たちに熱い思いをぶつけた。「岡村さんが、SMAPのライブに潜入するっていう企画があったのよ。それって、岡村さんがSMAPのダンスを完璧に踊れるようになるっていうだけなんだけど、めっちゃ面白かったし、めっちゃ感動した。武南高校のすごいレベルに、僕が頑張って合わせるのがワクワクと思う。ちゃんとやれば、沸くと思う。オレは4分MAXで出る」。

 そう熱弁し、全10ジャンルのダンスを踊り切ると覚悟を決めた松尾は、本番で高校生たちと笑いと感動のダンスで、審査員5人中3人が満点の100点をつける文句なしの優勝だった。限られた時間だからこそ、本気で向き合うと生まれる「学園祭」の魅力が詰まったエンディングだった。

 グランドフィナーレで、せいやが叫んだ「テレビ最高!」。多くの視聴者が、その言葉に共感を覚える27時間だった。本番終了後の打ち上げに参加せず、休みなくそのまま『粗品のロケ』3本収録、さらに月曜日恒例の『1人賛否』を撮影した粗品にもシビレた。

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