乃木坂46弓木奈於、番組収録後は“反省パレード”「オンエアも観る」 新体制で臨む『真夏の全国ツアー』への覚悟も語る【インタビュー後編】

乃木坂46・弓木奈於　photo：谷脇貢史 （C）ORICON NewS inc.

　乃木坂46・4期生の弓木奈於（25）が、23日に1st写真集『天使だったのか』（ワン・パブリッシング）を発売する。最近ではテレビ東京『乃木坂工事中』、TBS系『ラヴィット！』をはじめ、バラエティー番組での活躍がめざましい弓木。今回のインタビューでは、番組で意識していることや、積極的に前に出られるように変わったきっかけを語ってもらったほか、新体制で臨む『真夏の全国ツアー』についても聞いた。

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■バナナマン・設楽統の言葉がきっかけ「覚悟が決まりました」

――最近はバラエティー番組に引っ張りだこの弓木さんですが、普段どんな気持ちで番組に臨んでいるのでしょう。

【弓木】すごく楽しい中でも、本当にドキドキで。毎回不安な気持ちもありつつ臨んでいるんですが、共演者の方にいつも助けていただいています。トークのスピードが早いので、私も頑張ってついていこうとするんですけど、いつもアワアワしていたら時間が過ぎちゃって…終わった後に反省しています。

――グループの冠番組『乃木坂工事中』では積極的な場面もたくさん見られます。

【弓木】最初の頃は「ここで発言しない方がいいかな」とか、周りを見てすごく気にしていました。でも、いつかの回で（MCの）設楽さんが、別のメンバーに「ここはホームだから、間違えてもいい。やらないで後悔するよりなんでも絶対やった方がいいからね」とおっしゃっていて。自分に言われたことじゃないけど、みんながそうやっていけば変わるんじゃないかなって思って、じゃあ勇気を出して頑張ろうと覚悟が決まりました。

――自分の中で変わった瞬間があったんですね。

【弓木】でも、『乃木坂工事中』の収録終わった後も反省パレードです。車の中やお家帰っても1人で悶々と「あれ言わない方がよかったかな」とか、「あれダメだったな」と…。

――『乃木坂工事中』のオンエアは見る？

【弓木】自分たちの番組なのでオンエアも観ないといけないかなと。自分が1番グループを愛していないと、誰も愛してくれないかなって思うので、乃木坂46の番組はできるだけ見るようにしています。

――では『乃木坂工事中』以外の番組も？

【弓木】できるだけ観ます。例えば音楽番組だと、私がガヤでうるさすぎたらワイプで邪魔になっちゃうから、あんまりガヤを入れすぎない方がいいかなと思ったり、声もトーンを上げすぎたら耳障りになっちゃうから、普段のバラエティーよりはトーンを落とした方がいいかなとか、学べることがたくさんありました。

■これからの乃木坂46に自分ができること「勇気を出して発信していきたい」

――それが今の飛躍につながっているんですね。グループ全体のことでは、『真夏の全国ツアー2024』がもうすぐ開幕します。

【弓木】乃木坂46として約5年ぶりになるドームツアー、私が1番最初に乃木坂46として立ったステージがナゴヤドーム（バンテリンドーム ナゴヤ）で、そこにどこまで成長した状態で帰ってこれるかっていうのが私の目標でもありました。初めて立ったステージでは緊張して何も覚えてないような状態だったけど、次はみなさん一人ひとりに伝えるという意識を持ってライブに臨みたいです。

――全国ツアーからは山下美月さん、阪口珠美さん、清宮レイさんが卒業されてから初めてのツアーになります。5期生の井上和さんが座長を務められますが、新体制で臨むことについてどう考えていますか？

【弓木】6期生の募集も始まり、どんどん私も年下のメンバーが多くなってくるので、甘えていられないなとより感じるようになってきました。グループのために何ができるかをもっと考えて、勇気を出してグループにどんどん発信していきたい。この全国ツアー期間も含め、今まで先輩にやってきてもらった分、自分の意見をちゃんと伝えられるような人になりたいなって思います。

■1st写真集『天使だったのか』

写真集を制作するにあたり、弓木からの希望イメージは“ふわやか”。この難解なリクエストに応えるべく、選ばれた撮影地はタイ・プーケット。ラグジュアリーなホテルやプール、ビーチなど雄大な自然、リラックスした街でのショッピングなど、まるで弓木と旅をしているような内容に。弓木の持つ魅力、これまで披露されてこなかった新たな一面、そのすべてを詰め込んだ1冊となる。