英語と中国語が得意な帰国子女、16歳の新人・榊原幹人が語る将来の夢「国内だけでなく、より広い世界で存在を知られる俳優になっていきたい」
ORICON NEWS / 2024年7月23日 12時0分
『キューブ10代俳優オーディション〜男子もまた、そのままのあなたで来てください!』や、『ワタナベ次世代オーディション2024』、アミューズ×賢プロダクション×キングレコード3社による『2024声優アーティスト育成プログラム・セレクション』など、注目オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、“オーディション”を経て芸能界デビューを果たした、先輩スターの【オーディションエピソード】を紹介。今回は、英語と中国語が得意な帰国子女、16歳の新人俳優・榊原幹人(「榊」は「“木へん”に神」が正式表記)に、芸能界に憧れたきっかけやオーディションでアピールしたこと、この仕事の魅力・楽しさ、さらには今後の目標などを聞いた。
【写真】芸能事務所「ヴァンセット・プロモーション」の主な所属俳優・高野海琉ら
【ヴァンセット・プロモーション所属/榊原幹人(さかきばら・みきと)インタビュー】
――芸能界に憧れたきっかけは?
「幼少期からキッズモデルや子役として活動していたことがあり、当時共演させていただいていた大人のモデルさん、俳優さんの立ち姿がとてもカッコイイと思い、自分も将来的にプロのモデル、俳優として活躍したいと思いました」
――現在の所属事務所に応募した理由を教えてください。
「事務所のホームページを見て、カッコイイ俳優さんがいっぱい在籍していたので、僕もその仲間になりたいと思いました」
――応募書類では、特にどんなことをアピールしましたか?
「事務所の俳優さんに高身長の方が多いイメージでしたので、184cmという身長をアピールポイントの一つとしました。 また応募時には色々な表情の写真を載せました(合格後に事務所からは、『写真載せすぎ! 自信あるバストアップと全身1枚づつで十分!』と言われましたが(笑)。)僕自身は色々な表情を見て貰いたかったのですが、審査する側の思いも分かり、勉強になりました」
――面接審査でアピールしたことは?
「面接ではかなり緊張してしまいましたが、審査をしていただいた事務所の方々が僕達応募者の目線に立って、雰囲気を和らげてくれました。 面接では時間を掛けて丁寧に審査をしていただきました。僕は特技のダンスでもアピールしましたが、想像以上に緊張をしてしまい、面接後にすごく後悔したことを思い出します。 あと緊張感で硬くなっている僕の顔を見て、事務所の女性社長さんが、『緊張しているのは当たり前だし、それは評価には100%影響ないから、取りあえず笑ってよ』と笑顔で言ってくれた一言に、すごく救われました」
――デビューを掴み取るまでにどんな努力や準備をしていましたか?
「僕の通う高校では演技やダンスを習う機会もあり、同時に普段自宅に居るときも常に演技台本で滑舌や同世代に近い役どころを演じている作品を映像で研究したりしています。また身長が高い為、猫背にならない気を付けたり、腹筋を鍛えたり、考え付く事は全て実践しました」
――所属事務所はどんなところですか?
「何でも相談できる事務所だと思います。 僕の夢や悩みを親身になって聞いてくれ、アドバイスをくれます。 もちろん厳しいことも言われますが、それが僕の目標へ到達する為に必要なことだということを、10代の僕にも分かりやすく説明をしてくれる温かくアットホームな事務所です」
――事務所に所属してみて、一番驚いたことは?
「社長がとても親身になって、丁寧に色々なことを教えてくれます。また先輩方が新人の僕に対しても家族のように接していただけることに驚きました」
――初めての仕事で印象に残っていることはどんなことですか?
「高い所から怖がりながら落ちるシーンがあったのですが、本番でどうしても怖い顔の演技が上手くいかず、逆に理由なく笑ってしまい、監督にすごく怒られました。緊張し過ぎて、全く演技ができませんでした」
――この仕事の魅力とは?
「映像を通して、色々な人を演じられるところです。 様々な職業や人物を演じることができ、一つひとつ自分が演じるということを通して、少しずつ人間としても成長ができ、色々なことをより理解していけるのかな、と思います」
――逆に大変だなと感じていることは?
「セリフを覚えることはまだ今の僕にとっては大変なことです。 ただたくさん練習しただけでは、対策として不十分ですし、直近の大きな課題だと思っています。もっともっと色々な俳優さん達を見本として、技術も磨いていきたいと思います」
――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで、心に残っている言葉はありますか?
「『Take your broken heart,make it into art』(あなたの傷ついた心を、芸術に生かすのよ)。これは社長がいつも僕達に繰り返し話をしているフレーズで、僕と同じ帰国子女であり、女性社長として事務所を率いてきている社長のこの言葉は、これから益々不特定多数の大人の人達の中で仕事をしていくという、僕のような人生経験が浅い未成年俳優が壁に当って心が折れたときに必ず思い出そうと思います」
――これまでで一番影響を受けた作品や芸能人は?
「ドラマ『君と世界が終わる日に』が印象に残っています。よく友人にも“そこかよ!”と言われてしまうのですが、何故か幼少期からたくさんのゾンビが駆け回るシーンの多い映像作品が大好きで…。このドラマの本質は愛情とか、友情を描いていることは理解していますが(笑)」
――今後の目標を教えてください。
「先ずは自分の年齢層に近い、色々な年代の人物を演じていきたいです。また海外在住経験で培った英語、中国語をもっと深く習得して、国内だけでなく、アジア圏はもとより、より広い世界で、作品のジャンルを問わず、存在を知られる俳優になっていきたいです」
◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「16歳の高校生ですが、帰国子女(英語・中国語)の特性を生かして、国内外での幅広い活躍を視野に入れながら、幅広い活躍を期待できる逸材です!」
【プロフィール】
榊原幹人(さかきばら・みきと)●2007年9月15日生まれ、千葉県出身。
■主な出演歴:
・ドラマ/ 「涼成」(中国)
・CM/「明光義塾」、「第一生命」、「ボンカレー」、 NHK「東京オリンピック2020コンセプトCM」、「Master Cooker」(シンガポール・ピザチェーン) 海外
・その他/ 「フェラーリキッズ ファッションショー」 海外、「ナイキ キッズファッションショー」 海外、「上海国際ファッションウィーク」
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