あずきバーを炊飯器にぶちこむ“すきぴ”に失恋のギャル&お米を炊けなかったギャルの家庭料理「料理に時間を使うなら、その分ゴロゴロしたい」
ORICON NEWS / 2024年7月25日 16時30分
失恋をして暇を持て余したことで料理を始めたギャルが、“食材をぶち込む豪快な炊飯器料理”を行う様子が、424万再生と反響を呼んだ。一方、彼氏と結婚するために本格的に料理を始め、めきめきと腕を上達させて作り上げた家庭料理の投稿も反響を呼んでいる。料理に対する想いについて、2組のギャルに聞いたエピソードを、改めて振り返る。
【画像】お米とあずきバー衝撃のズボラ飯の出来栄えは? 料亭のような豪華すぎるギャルの手料理も!
◆「フラれてしまってやることがなくて…」“炊飯器料理”を始めることになったきっかけ
米の上にあずきバーやトマトとひき肉とパスタとマッシュルームなど、ラインストーンでゴテゴテにデコレーションされた炊飯器に食材をぶち込むという豪快な炊飯器料理を投稿している炊飯器ギャルさん。「まじでこのテキトー感が最高だな」「炊飯器でごはん作るギャルめちゃくちゃすき、俺も炊飯器デコりたい」など、投稿には多くのコメントが寄せられたが、炊飯器ギャルさんは「私はズボラで大雑把な人間なので、このテキトー感に共感してくれる人がいて嬉しかった」と喜ぶ。
「よくインスタにある小皿大量に使った映えご飯とか、めちゃくちゃ可愛いし憧れるんですが、買い揃えるのも洗い物もって考えるとだるくないですか? その結果これになってます(笑)」
そもそも炊飯器料理を始めたきっかけは、「フラれてしまってやることがなくて暇になったからです。外に出る気にもならなくて、1人家で炊飯器をデコデコしていました(笑)」と好きな人にフラれたことだという。
「ケチャップ一周」や「水100」など、炊飯器ギャルさんはレシピ紹介でも大雑把な表現を使っているが、そこに何か意図があるわけではなく、「ただきっちりするのが面倒くさいんです(笑)。しかも、ちゃんと測ったり切ったりしなきゃって思うとやらなくなるタイプなので、いろいろこまごま料理に時間を使うなら、その分ゴロゴロしたいので最低限で生きています……」とのこと。
炊飯器レシピを作る際のこだわりについては、「美味しく食べられるものを作ること」と「面倒くさいものは作らないこと」と言い切る。
「そうやってこだわり抜いた結果、火を使わないので危なくないし、手順に焦ったりすることなく好きなYouTubeを見ながらできるので、最高でしかないですね」
今後は「こんなのまで炊飯器で作れちゃうの?」と驚いてマネしたくなるような料理を作っていきたいと炊飯器ギャルさんは意気込む。
「最近は夏祭り飯にハマっていたんで、『このノリでりんご飴とか作れないんかな?』とかまで考えていました。まあもちろん無理そうでしたけど(笑)」
◆「家庭的になれるように生活を変えよう」彼氏と出会って本格的に料理をスタート
一方、“ギャル飯日記”と題して、焼き魚、出し巻き卵、お吸い物などの美味しそうな手料理を投稿しているきなこめしさん。もともとは「お米すら炊けなかった」というが、料理の腕を上げて、今では農薬除去や無添加の食品を提供するサービス「KINAKO FOOD」を立ち上げるまでに成長を遂げている。
ひとり暮らしで毎日友達と遊んでいたため、以前はご飯は大体コンビニか外食で済ませていたそう。
「家に調理器具すらなく、お米1合に対してお水をどれくらい入れるのかも知らない状態で、家庭的の“か”の文字もありませんでした」
だが、今の彼氏と出会ったときに、「この人と結婚するかも…」と女の勘のようなものが働いた。
「実際に1週間後に同棲を開始したんです。その際に、家庭的になれるように生活を変えようと思い、本格的に料理を始めました」
料理の腕を上達させていくために、きなこめしさんは3つのことを心がけたという。
「1つ目は料理のモチベーションを上げるために、キッチン用品をかわいくしたこと。2つ目は料理に慣れるように、レシピサイト(クラシル、クックパッド)の完コピをして、ひたすら毎日何かしらを作ること。3つ目は見栄えが良くなるように、作る前にお皿を決めるようにしたこと。お料理教室には一度も行ったことがなく、したことはこの3つだけです」
きなこめしさんの料理は品数が多く、食器や盛り付けや彩りにもセンスを感じる。毎日同じ服を着ないのと同じように、ランチョンマットや食器などを毎日変えて、同じテーブルコーデをしないことを意識しているそう。
「あとは、彩りが綺麗に見えるように、笹の葉・大葉・ねぎ・レモンを使うようにしていて、お皿を決めてから料理を作るのもこだわりです」
料理を始めたことで自分に自信を持てるようになったし、“料理のおかげで”ということもたくさんあったと振り返る。
「“誰かのため”にする行動は、自分を一番成長させてくれると思います。自分にとって料理をする時間は、誰かのためでもあり自分のためでもあります」
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