ウルトラマンに憧れ独学でアクロバットを修得した新人俳優・植田瑞希「子どもたちの味方みたいなヒーローを演じたい」

ヴァンセット・プロモーション所属：植田瑞希

　オーディションメディアのパイオニア「デビュー／Deview」が贈る、毎年恒例・業界最大規模のBIGチャンス『夏の特別オーディション2024』。デビューが厳選した147社の芸能プロダクションが一斉に新人募集を行う特集企画に合わせて、参加事務所がプッシュする所属者に、オーディション体験や、所属事務所について、今後の夢や目標についてインタビューを行った。体育大学を卒業したタイミングで、デビューの特別オーディションでヴァンセット・プロモーションに所属を決めた植田瑞希。特撮ヒーロー経験者の先輩達が所属する事務所で、幼い頃からの憧れであるウルトラマン俳優を目指し邁進している。

【写真】ヴァンセット・プロモーション所属：植田瑞希

【ヴァンセット・プロモーション所属／植田瑞希（うえだ・みずき）インタビュー】

――演技の世界に興味を持った一番最初のきっかけは？

小さいころ特撮番組の『ウルトラマンガイア』が大好きで、回転技やアクロバットをするヒーローの姿に憧れて、小学生のころから体操を独学で勉強していました。トランポリンを使ったりして自主練して、バク転などなど全部自分でやれるようになったんです」

――そこから俳優の存在を知る事になると思うんですが、実際に動き出したのはいつ頃ですか？

「高校に入って俳優のオーディションに応募したりはしたんですが、家庭の事情もあったので大学には進学して、俳優については映画をいっぱい観て、特にアクション映画を観て勉強しました」

――大学は日本体育大学に進学したとか。

「やっぱり体を動かしたいということと、子供たちに教えることが好きだし、先生の仕事にも興味があるので、教員免許も取りたいということでそこに決めました。筋肉のつき方だったり、骨の動かし方だったり、食生活、身体に関することを総合的に学びました。学生時代もオーディションは受けていたのですけど、養成所の合格とかが多かったんですね。卒業して教師を目指すか、と考えた時、やはり俳優になりたいという気持ちが強くて、今年卒業する前に、オーディションでヴァンセット・プロモーションに所属することが出来ました」

――ヴァンセット・プロモーションを選んだ決め手は？

「特撮ヒーローの経験者の方々が所属していたり、殺陣や運動ができる俳優さんが多いですし、応募要項でも運動ができる人を探していたので、じゃあ自分を活かせるんじゃないかと思って応募しました」

――オーディションで記憶に残っていることはありますか?

「とても好待遇でした。皆さんすごく爽やかで、暖かく迎え入れてくれる雰囲気でした。面接では運動や体操ができるということをアピールさせていただきました」

――事務所の方からはどんなサポートを受けていますか？

「自己練習のメニューをいただいたり、選んでいただいた映画を観て“この作品のどこに情緒があるか”ということを意識して、感情の入れ方などを学んでいます。演技自体はほとんど経験が無いので未知数なんですが、スポーツ経験から、コツコツと基礎から鍛錬するのは得意なので、役者に関しても真っ新なところから頑張りたいです」

――今もトレーニングしているんですか？

「スポーツジムで働いておりますので、トレーナーとして子どもたちに体育を教えたり、筋トレをお客様に教えたり、自分でも筋トレしたり。役者としての身体作りも兼ねて務めております」

――事務所の先輩の橋本貞之さんから殺陣を習ったとか。

「何回か教えていただいたんですが、自分が独学でやっていたものの100倍、200倍すごいことをやっているなと思います。実際の現場で現役でやってらっしゃる方の動きは、すごくキレがあって、動きも美しい。自分もあんな風に刀を振れるようになったり、現代アクションを出来たらなと思っています」

――特撮ヒーローへの憧れはあるかと思うのですが、どんな役者さんになりたいと思いますか？

「感情を動かせる俳優さんになりたいです。そして見ている人みんなを笑顔にできるような俳優になりたいと考えています。憧れで言うと『仮面ライダー鎧武』の佐野岳さんの演技。涙や怒りの感情の表現がすごいですし、アクロバットができるところにも憧れています。芸能人スポーツマンNo.1決定戦のような番組があったら僕も出てみたいです」

――出てみたい作品や、やってみたい役はありますか？

「主役をやりたいのはもちろんですけど、逆にすごい悪役もやってみたい。相手もおだやかな気持ちにさせたり、逆にすごく怒らせたり、真逆なことを演じたいです。そして、一番最初に目指したウルトラマンや、仮面ライダーに出たいというのが将来の目標です」

――ここはほかの俳優に負けない自分の武器だと思うことは？

「今実際、子どもたちを教えているので、子供たちが接しやすいキャラで、気持ちが熱いキャラが自分でも得意なんじゃないかなと思っています。子どもたちの味方みたいなヒーローを演じられるんじゃないかと思っています」

――では最後に、これからオーディションに応募したいと思っているデビューのユーザーの背中を押してあげられるようなエールをお願いします。

「いつから始めても遅くないんだよっていうのを教えてあげたいと思います。そして、とりあえず動かないと始まらないというのを実感しましたので、先ずは動いてみて、自分の強みが見つかったら、それを研ぎ澄ませて、輝ければいいんじゃないかなと思います。一緒に頑張りましょう」

【プロフィール】
植田瑞希（うえだ・みずき）●2000年9月7日生まれ、埼玉県出身。特技：弓道、体操、サッカー、卓球、陸上（短距離）

■主な出演歴
ドラマ『花の恋』（海外ドラマ）
CM「Softbank」
映画『バイバイ、ヴァンプ！』