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齊藤京子、新作縦型映画の主演に決定 「TikTok TOHO Film Festival 2024」審査員も発表

ORICON NEWS / 2024年7月23日 18時14分

「TikTok TOHO Film Festival 2024」グランプリ受賞記念作品に出演が決定した齊藤京子

 今年で4回目の開催となる縦型映画祭「TikTok TOHO Film Festival 2024」(以下、TTFF)のグランプリ受賞者が制作する新作縦型映画の主演を、俳優の齊藤京子が務めることが決定。あわせて今回の審査員が発表された。

【動画】「TikTok TOHO Film Festival 2024」開催決定告知ムービー

 6月26日より動画作品の公募を開始している「TTFF」。グランプリ受賞者には、東宝プロデュースによる新作縦型映画の制作権が贈られる。

 齊藤は今回の決定に際して、「縦型の世界での作品は現代ならではで、私も日頃より楽しみながら利用させていただいているTikTok で公開されるというこ
とにワクワクしております!」と、期待を込めたコメントを寄せている。



 審査員には、今回のアンバサダーを務める三吉彩花(俳優)、萩原健太郎(映画監督)、岡村和佳菜(プロデューサー)、MEGUMI(俳優・プロデューサー)、しんのすけ(映画感想TikTok クリエイター)らの就任が決定(敬称略)。

 前年からの「グランプリ」「準グランプリ」「アニメ・CG 賞」「特別賞」に加え、今回は、岡村プロデューサーが手がけた長編アニメーション映画『きみの色』(監督:山田尚子)と「TikTok TOHO Film Festival 2024」のタッグで、新たな特別賞「きみの色」賞を新設することも決定。「才能を秘めたクリエイターを讃えていきたい」という思いと、映画『きみの色』で描かれる「それぞれの”色”を尊重したい」というテーマ性から設立された。

 審査員を務める、『東京喰種 トーキョーグール』『ブルーピリオド』等の萩原監督は、「どんなにテクノロジーが進化して表現の幅が広がっても映画を作る上で最も大切なことは物語を伝えることです」と、あらゆる映画に通底する”物語”の重要性について言及。

 さらに、1回目からこの映画祭を見続けてきた映画感想TikTok クリエイターのしんのすけ氏は、「ついに縦型映像作品が当たり前の時代が来ました。1回目(2021年)は、僕たち審査員及び運営も縦型映画の可能性を模索しながら『縦型ならでは』ばかりに意識が向いていた気がします」と近年の映像表現の多様化について振り返る。

 そして、『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア』『天気の子』『すずめの戸締まり』など、アニメーションのシリーズや映画の企画、プロデュースを手がけ、この映画祭に「プロデューサーとしても毎回注目をしていた」と語る岡村プロデューサーは、「皆さんの作品からどんな剥き出しのクリエイティブを感じられるのか、そして何より、これからの映像業界・映画業界で共に作品づくりを行う新たな仲間たちとの出会いを、心から楽しみにしています」とエールを送っている

 MEGUMIは「TikTok というたくさんの方々に愛されているプラットホームで自由で、ご自分達のアイデンティティーが詰め込まれた作品に出逢える事を心から楽しみにしています」と、未来の映画クリエイターとの出会いの場となる本映画祭への期待を語った。

 TikTokのアカウントの開設が可能な13歳以上であれば誰でも参加可能。今回も昨年同様 「1本の投稿で完結された1分〜10分以内の縦型映画作品のみ」が審査対象となる(複数エピソードまたは複数投稿からなる作品は選考対象外)。グランプリ受賞者は賞金30万円のほかに、東宝のクリエイティブレーベル「GEMSTONE」による新作映画の制作権利及びその制作のサポートを受ける事が出来る。

 応募にあたっては、ハッシュタグ「#TT映画祭2024」を付けてTikTok に動画を投稿するのに加えて、指定の応募ページから必要な情報の入力が必須となる。

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