【RIZIN】朝倉未来が語る、ケラモフ戦後の失望と復帰への思い ファンからの応援の声には笑顔で感謝

『【SPOTLIGHT】 Episode 朝倉未来』がYouTube「U-NEXT格闘技公式チャンネル」で公開

　28日開催の『Yogibo presents 超RIZIN.3』（さいたまスーパーアリーナ）で平本蓮と対戦する朝倉未来に密着した番組『【SPOTLIGHT】 Episode 朝倉未来』が、YouTube「U-NEXT格闘技公式チャンネル」で公開された。

【動画】朝倉未来が語る、ケラモフ戦後の失望と復帰への思い　ファンからの応援の声には笑顔で感謝（記事下部）

　氷河期を迎えていた日本の格闘技界に火をつけた男、朝倉未来。アグレッシブなファイトスタイルでRIZINで7連勝を記録すると、YouTuberとしての才能も発揮して新たなファンも獲得し、一気に日本を代表する格闘家へと成長した。

　番組では、朝倉のこれまでのファイターとしてのキャリアを丁寧に紹介し、ターニングポイントにインタビューで迫っていく。朝倉がRIZINで思い出に残っている試合として挙げたのは、2020年11月に行われた斎藤裕との初代フェザー級王者決定戦だった。

　7連勝中で迎えたタイトルマッチで、判定を聞くまで自身の勝ちを確信していた朝倉だったが、王座獲得失敗とキャリア史上最大の屈辱を味わうことになった。しかし、この試合をキッカケにクレベル・コイケなどの強豪ファイターや、鈴木千裕などの若手ファイターが次々とRIZINに参戦し、フェザー級は大きな盛り上がりを迎えていく。

　その後もフェザー級で勝利を重ねた朝倉が、23年7月の『超RIZIN.2』でのヴガール・ケラモフ戦で2度目のタイトル獲得の機会を迎えた。前回以上の自信を持って臨んだが、結果は1ラウンド2分41秒、リアネイキッドチョークで一本負け。この試合で朝倉の闘志は消えかけていたという。

　インタビューで朝倉は「ちょっと自分にがっかりしてしまったので、ここまでかなという気持ち」と当時の失望を振り返りながら、「ファンからの復活してほしいという声が多くて」とファンの期待に応えるため再起を決意。所属ジムがJAPAN TOP TEAMにリニューアルし、海外からの優秀なコーチを招いてさらに厳しい練習に励み、1年ぶりのMMAの試合で平本との因縁に決着をつける。

　番組終盤、ファンからの声援が寄せられたVTRを見た朝倉は「見た顔が多かったですね。イベントに来てくれる人なのかな」と笑顔で語り、「ファンの声は嬉しいですよね。一旦、次の試合を見てもらいたいですね」と感謝を伝えた。

　U-NEXTでは『超RIZIN.3』をPPVで全試合生中継。割引特典や購入者限定特典も用意している。