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「東京の100分の1ぐらい!?」価格は1坪3万円…245坪を活かした新居へ 開放感抜群の間取り明らかに【住人十色】

ORICON NEWS / 2024年7月24日 11時14分

リビングダイニングにある天井まで届く大きな窓を見つめる駿河太郎と住人(アルジ)一家(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色 ~家の数だけある、家族のカタチ~』27日放送回は、「住人十色 夏休みスペシャル」(後4:00~※関西ローカル)と題し、仕事をしながら住まいも自然も満喫するイマドキの移住生活を探りに行く。

【別カット】平屋を活用した約30畳のリビングダイニングキッチン 自然光が燦々と降り注ぐ

 コロナ禍を経た現在、リモートワークを武器に子育て世代の若いファミリーが自然豊かな土地へ移住するケースが増えてきているという。そこで、この春からMCに就任した駿河がスタジオを飛び出し初の取材へ。

 やってきたのは、東京から新幹線で70分の場所にある栃木県の那須塩原市。住人(アルジ)は、夫妻ともに都内の会社に勤めながら移住した3人家族で、2年前新居を構えた。那須といえば、皇室の「那須御用邸」がある古くからセレブたちの別荘地として選ばれていた地域だが、最近は若いファミリーの移住が増えているという。



 そんなエリアにある住人(アルジ)の住まいを訪れた駿河は、思わず「すげえ…」とその広さに絶句する。なんと、家は245坪という広大な土地を活かした大きな平屋。実は土地の価格が1坪あたり3万円だったそうで、これには駿河も「ちょっと待って…東京の100分の1ぐらい!?」と仰天。

 結婚後、東京のマンションで暮らしていた一家。コロナ禍で毎日リモートワークになり、子どもと公園でばかり遊ぶようになると、仕事も子育ても都会にいる必要がなくなったと感じるように。そこで移住先として自然の多い別荘地を探す中で、街中の便利さと自然のバランスがいいという那須塩原ならではのメリットを発見する。

 こうして一家の移住先が決定。そして高騰中だった東京のマンションが高く売れたため、ローンを完済したうえに245坪の土地代まで払うことができたのだった。

 広々とした玄関を抜けたメインスペースは、リビングダイニングキッチンをひとつながりにした約30帖の大空間。天井高も5メートルと開放感抜群だ。そんなスペースで目を引くのが、木立のてっぺんまで見える大きな窓。なんと家の隣に重要文化財の邸宅などを有する森があり、住人(アルジ)が気に入ったこの景観を借景にするため、大開口を取り付けた。

 実は「動線マニア」だという妻。平屋にはさまざまな“家事楽動線”が張り巡らされている。キッチンは大きな窓から森を眺めるため、あえて作業台とコンロを分けてレンジフードは壁側に。おかげで作業スペースが広くなったそう。

 キッチン横の扉を抜けると、棚と収納ボックスできれいに整理されたパントリーが。出入口は2ヶ所あり、ぐるりと回遊できる動線になっている。料理中はシンクやコンロに近い方からアクセス。宅配を受けた時は玄関側から。しかも玄関側の扉は荷物で手がふさがっていても押せば開くドアノブにした。小さな工夫だが、実際に試した駿河も「なるほど! めちゃめちゃ考えられてる」と驚く。

 キッチン裏には平屋ながら階段があり、上はリモートワークをするロフトスペースになっている。リビングを見下ろすことができるので、仕事中でも遊ぶ子どもの様子が見えて安心。さらに大きな窓から望む借景がよく見える特等席になっている。

 キッチン横にある扉の奥には白を基調とした洗面スペースがあり、その隣は洗濯物が干せるランドリールーム。自然豊かな那須塩原では外干しにすると花粉や虫がつくため、すべて部屋干しにしているのだ。ランドリールームはLDKからもアクセスできるようになっており、家族が入浴中でも洗面脱衣室を通らずにランドリールームに行けるという便利な回遊動線になっている。服は干したまま寝室につながるウォークスルークローゼットに収納。寝室で起きてすぐに着替えることもできる、そんな無駄のない回遊動線に駿河も「よくできております」と感心しきり。

 東京から移住して2年。夫は最近、この魅力あふれる街にもっと移住者を増やしたいとの思いで、長期滞在が可能なゲストハウスを建てたという。移住の疑似体験ができるそんな家を通して「仲間づくりをしたい」と語る。

 時代が変わり、リモートワークを武器に自分が好きな場所に移り住める。イマドキの移住はこれからももっと広がっていきそうだ。

 今回初めて直接住人(アルジ)の家を訪ね、リポート役を務めた駿河。ロケ終了後、「人の家を見るのとかは好きやから、ただただ楽しく終わりました。素直にその場で反応する感じになったので、それはスタジオにいるときとあんまり変わらなかったんですが、那須に引っ越した理由とか住人(アルジ)の熱い思いみたいなのを聞けました」と感想を。

 また今後についても、「僕も見ている皆さんと同じ目線で、感じたことをその場で言うようにしてるんですけど、いろんな新しい家が毎回見れるから本当に飽きないです。だから長いこと続いてるんやろうし、ここからは僕と(三船)美香ちゃん、海渡ちゃん(海渡未来アナウンサー)の3人の空気感がどう変化していくかをちょっと楽しみにしてほしいなと思います」と語った。

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