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アイナ・ジ・エンド、岩井俊二から再タッグ呼びかけに歓喜 『キリエのうた』では役柄が“憑依”「本当の自分がわからなくなるくらい」

ORICON NEWS / 2024年7月25日 17時3分

岩井俊二との再タッグに歓喜したアイナ・ジ・エンド(左)(C)ORICON NewS inc.

 シンガーのアイナ・ジ・エンドが25日、都内で行われた『路上のルカ』ワールドプレミア上映に登壇した。アイナが岩井俊二監督とタッグを組んだ映画『キリエのうた』に追加シーンを加えた全10話のドラマ版が完成。改めて今作を振り返った岩井監督はアイナについて「ここ数年で一番リスペクトしている日本の表現者」と称賛した。

【写真】にっこりポーズ!キュートな笑顔をみせたアイナ・ジ・エンド

 今作で、本格的に芝居初挑戦となったアイナ。「心から(自身が演じた)キリエになっちゃっていて、キャンペーン期間、宣伝のため、慣れないバラエティーとかも出ていたんですけど心がキリエでうまくしゃべれない。たどたどしくなってしまう」と完全に役柄が“憑依(ひょうい)”したそう。



 「あの頃、広瀬すずさん、松村北斗さんにもうまくしゃべれなくて申し訳なくなるくらい、キリエになっちゃっていた。そうさせていただいたのは岩井さんのおかげ。本当に魔術師だと思います」と実感。「うまく話せなくて、苦しかった。本当の自分がわからなくなるくらい、お芝居の経験がないからもあるのですが、チームのみなさん、スタッフのみなさんがキリエにさせてくれていたので、もう二度とあんな経験できないんじゃないかと思うくらい幸せな時間でした」と充実の表情をのぞかせた。

 岩井監督は「僕にとって、役者は初めてとかそういうことではなくここ数年で一番リスペクトしている日本の表現者、歌に踊りに作詞作曲、なんでもやってしまうけど、そこにアイナ・ジ・エンドという唯一無二の世界を作る表現者を、現場に招くことはそれなりに僕も緊張しました」と当時を振り返りながらも「これからもどんどん飛躍して世界を驚かせてほしいと思いますし、僕もまた一緒に映画をつくれたら」と期待。再タッグを望まれたアイナは「わぁ~!うれしい!」と声にならない声で喜びを噛み締めていた。

 大阪で放浪生活を送っていた少女・ルカ(アイナ)は小学校教師のフミ(黒木華)に保護される。成長したルカは姉の恋人だった夏彦(松村北斗)と北海道帯広で過ごし、女子高生マオリ(広瀬すず)との友情を育むが、彼女を待ち受ける運命は常に過酷であった。

 東京にたどり着いたルカはミュージシャンとなり、“キリエ”と名乗り路上で歌い始める。そこで再会したマオリは“イッコ”と名乗り、変幻自在なコスプレと男性関係で東京を生き抜いていた。石巻、大阪、帯広、東京。運命に翻ろうされながらも懸命に生きるルカによって紡がれる壮大な歌の抒情詩。

 『路上のルカ』は28日午後6時30分から、日本映画専門チャンネル独占テレビ初放送される。

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