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90年代の洋画に憧れ、俳優の世界に飛び込んだ若手俳優・細谷祐介、映画に強いプロダクション・ブレスと出会う「映画を作る同志という空気感がある素敵な場所」

ORICON NEWS / 2024年7月25日 17時0分

ブレス所属:細谷祐介(C)Deview

 オーディションメディアのパイオニア「デビュー/Deview」が贈る、毎年恒例・業界最大規模のBIGチャンス『夏の特別オーディション2024』。デビューが厳選した147社の芸能プロダクションが一斉に新人募集を行う特集企画に合わせて、参加事務所がプッシュする所属者に、オーディション体験や、所属事務所について、今後の夢や目標についてインタビューを行った。映画好きで、映画俳優に憧れを抱き業界に飛び込んだ細谷祐介は、人との繋がりで映画に強い事務所・ブレスにたどり着いた。彼の演技への想い、そしてブレスとの出会い、今後の夢・目標について話を聞いた。

【写真】ブレス所属の俳優・細谷祐介

【ブレス所属/細谷祐介(ほそや・ゆうすけ)インタビュー】



――細谷さんが芸能の仕事をスタートしたきっかけから教えていただけますか?

「大学4年生の頃ですね。大学進学で地元岩手から上京して、仙台の不動産会社の内定をもらっていたんですが、もう東京生活は終わりか…何かやりたいな…ってずっとモヤモヤしていたんです。そんなふうに自分と向き合う時間が出来た時、元々父親の影響で映画が大好きで、映画の観過ぎで単位を落とすぐらいだったので、芸能界に入りたいっていうより、映画の世界で芝居をしてみたいと考えるようになって。そこから内定を辞退して、いろんな芸能事務所に履歴書を出し始めたのがきっかけですね」

――就職が決まっていたのに、ずいぶんと思い切りましたね。

「今だったらやらないかな(笑)。若さの勢いだったんですけど、全然後悔はしていません。家族もびっくりしていましたが、好きなことをやりたいんだったらと反対はされませんでした」

――映画に関わるといっても、撮るほうではなく、演じるほうを選んだんですね。

「小さい時から90年代の洋画を観ていて、ゲイリー・オールドマンとかエドワード・ノートンみたいな個性派、演技派の俳優に憧れがあったので、まずは演じてみたいって気持ちのほうが強かったんです」

――とはいえ、どうやって始めたらいいのかは分からなかったのでは?

「右も左もわからなかったです。まずは事務所に入る他はないのかなと思いまして、ネットで募集している事務所を探して、アルバイトで出すような普通の履歴書に小さな証明写真を貼って郵送で送ってみたりして。結局ほとんど反応がなかったので諦めかけてたんです。でもある日、ポストを見たら1通だけ返信が届いてて。封書を開けてみたらオーディションの当日だったんですよ! 本当にびっくりして、緊張する間もなくオーディションに行ったって感じです。でも有難いことにそこで合格をいただくことができたんです」

――そこから俳優のキャリアをスタートするわけですが、初めて経験する演技はいかがでしたか?

「演技をして、自分で“これは上手くいった!”って思った時は、周りから“全然ダメだったよ”って言われて、逆に“すげえダメだったな…”って思うと“すごく良かったよ”って言われるので、正解が分からないって思いました。でも逆に、そういうところが、面白いなぁって思うんです」

――そんななかでご自身のターニングポイントは?

「作品ではないんですが、アメリカで演技メソッドを学んだ方のワークショップに参加したことですね。講師の方に言われたことで一つ覚えてるのは“周りの人は、祐介のカッコいいところや、ちゃんとしてるところを見たいんじゃない。ダサいところとか、かっこ悪いところ、泣いてるところを見たいんだから。恥ずかしいだろうけど、自分の負の部分をもっと全面に出して、人間的でいいんだよ”っていうことで。それを聞いた時、いい意味でちゃんとしようとしなくていいんだなと思って。あと、人としっかり向き合うということを教えてもらって。芝居だけではなく、私生活においても変わる一つのきっかけになったと思います」

――それまでのご自身の性格はどんなタイプだったんですか?

「人前に出たくないタイプで、人前に出ると自分を作ってしまう。そういう癖が見抜かれたんだと思います。でも、演技の上ではそうしなくていいということが自分には刺さってて、楽になりました。そこからは人としても少し変われた気がします」

――そこから現在、ブレスに所属となった経緯は?

「コロナの前に、以前の事務所を辞めてフリーになって、俳優仲間の繋がりで舞台などで活動を続けていたんですが、事務所が無いと始まらないな、映像ならなおさらだなというのを感じ始めて。そこで先輩の役者さんに相談したところ、ブレスという事務所があると、マネージャーさんに繋いでいただいたんです。面接では好きな映画の話をしたりして、“好きな監督さんを挙げてほしい”と言われたので、追ってたくさんの監督の名前をリストで送ったら、マネージャーさんと好みが近かったようなんです」

――ブレスは映画の制作も行っていて、映画で活躍されている俳優も多い事務所です。細谷さんには非常にフィットする会社だったのではないですか?

「言い方は変ですが、ホッとしたというか、これが僕が求めていた環境だと思いました。社長さんをはじめ、マネージャーさんも、皆さん本当に映画が好きなんだというのが分かるし、見ている方向も一緒だと感じるし、映画を作る仲間というか、同志という空気感もある素敵な場所だなと思っています」

――ブレスに移ってまだ数ヵ月ということなんですが、今後出てみたい作品ややってみたいお仕事はありますか?

「一緒にお仕事をしたい監督は、西川美和さん、白石和彌さん、濱口竜介さん、石井裕也さん、李相日さん…挙げたらキリがないので(笑)。目標は、各年代を代表する映画ってあるじゃないですか、そういう作品に携われたらいいなって思っています。今はもう、ただこのお芝居の世界を楽しみたいです」

――プロフィールを拝見すると、空手やキックボクシングの経験があって、格闘技観戦も好きだとか。

「これも父の影響ですね。父の趣味が映画とボクシングを観ることだったので、僕も小さい頃から一緒に観ていて実際に始めました。最近はMMA(総合格闘技)のジムにも通っています。特技としてアクションも書かせていただいているんですが、今後、ボクシング映画などに出られたら最高です。結構ガチで痛そうなぐらいの作品にも出てみたいです」

――最後に俳優デビューを目指すデビューのユーザーに向けて、ご自身の経験を踏まえて背中を押してあげられるようなエールをいただきたいと思います。

「自分の好きなことさえはっきりしていれば、この仕事は人と人とのつながりなので、真摯に向き合えば絶対に道は開けてくると思います。自分も役者の先輩とのつながりから今がありますし。変なプライドなんかは捨てて、好きなものをはっきりさせて行動することが大事だと思います」

【プロフィール】
細谷祐介(ほそや・ゆうすけ)●1994年5月1日生まれ、岩手県出身。特技:英語、アクション 趣味:サーフィン、格闘技観戦 スポーツ:空手(5年間)、 キックボクシング(3年間)
■主な出演歴
WEB/
RC (図書館流通センター) WEB-CM メインキャスト祐太役
TORTE WEB ムービー
早稲田アカデミー先生役
LINE
TV/「人は見た目が100%」(CX)
CM/「サントリー」
MV/NARI「ロングヘアー」
舞台/
「Kiss Me You~がんばったシンプーたちへ」(2021)
「AI 懲戒師・クシナダ」(2021)
「ハッピーハードラック」(2020)
ハイパープロジェクション演劇 「ハイキュー!!」(2018)

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