1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

68歳・役所広司、さらなる進化へ「必死に働こう」 『川喜多賞』受賞「夢にも思っていませんでした」

ORICON NEWS / 2024年7月26日 18時30分

更なる活躍を誓った役所広司 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の役所広司(68)が、『第42回(2024年度)川喜多賞』を受賞。26日、都内で行われた贈賞式に出席した。

【写真】花束を受け取り笑顔の役所広司

 宝塔を受け取った役所は「10年ぐらい前に黒沢清監督が受賞されたときにお祝いのあいさつをさせていただきました。まさかこの川喜多賞をいただける日がくるとは夢にも思っていませんでした」と喜んだ。そして「受賞された皆さんのお名前を見ると錚々たるメンバーで俳優としても大きな影響を受けて尊敬する方ばかりでした。もし、あの世で川喜多賞を授賞した人たちのパーティーがあるとなると、とても緊張して楽しめないパーティーかなって想像します」とユーモアを交え、笑いを誘った。

 続けて「改めて川喜多かしこさんの映画に対する思いや教えを肝に銘じて、これからも日本映画のために、映画ファンのためにも必死に働こうと思います」と更なる活躍を誓った。



 同賞は、故・川喜多長政・かしこ夫妻、川喜多和子さんの親子2世代が半世紀以上にわたる長い間、映画を通じて、国際間の友好を深め、理解を増すことに努めた業績を記念し、創設された。今回は、多くの映画関係者から候補者の推薦を受けた上で、川喜多賞選考委員会による厳正なる選考の結果、役所が選ばれた。

 役所は、ハリウッドでリメイクもされた『Shall we ダンス?』(1996年)、カンヌ映画祭パルム・ドール受賞の『うなぎ』(1997年)を始め『CURE』(1997年)、『EUREKA』(2000年)など国内外の映画祭で高い評価を受けた作品で主演を務め、日本映画の世界進出に大きな貢献した。市川崑氏、今村昌平氏、周防正行氏、黒沢清氏、青山真治氏ら、多くの監督たちの作品での幅広い演技で日本を代表する映画俳優の地位を不動のものとしている。『孤狼の血』(2018年)、『すばらしき世界』(2020年)などの若手監督や『PERFECT DAYS』(2023年)でのヴィム・ヴェンダース氏との仕事を通して進化を続けている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください