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【RIZIN】榊原CEO「朝倉未来の敗北は高田vs.ヒクソン戦みたい」ファンのため再起を期待

ORICON NEWS / 2024年7月29日 1時1分

『超RIZIN.3』を総括した榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.

■『Yogibo presents 超RIZIN.3』(28日・さいたまスーパーアリーナ)
 全試合終了後に榊原信行CEOの総括会見が行われ、メインイベントで朝倉未来が平本蓮に138秒でTKO負けした結果に終わった感想を聞かれ「PRIDE.1の高田延彦vs.ヒクソン・グレイシー戦みたいな」と心境を明かした。

【写真】朝倉未来“138秒秒KO”の瞬間…4万人の前で勝利を喜ぶ平本蓮

 当時を「あの試合も前日までルールのことで両陣営とやり合ったのにもかかわらず、4分ちょっとで高田さんが負けた」と振り返り、「きょうの未来ファンは当時の高田ファンと同じくらい悲しみに打ちひしがれているけど、格闘技はリアルな現実を受け止めるもの。儚(はかな)くて切ない、これが格闘技の魅力で、それが凝縮された138秒だったと思います」と語った。



 現在の朝倉について「メンタルもフィジカルも整理がつく状況じゃない。僕がどれだけ彼のジムに通って口説いたところで、引退を取り消すような気持ちにできるかわからないけど、このまま終わってほしくない」と心中を察する。試合後に軽く会話をかわし「とにかく休めと。また時間をおいてから話そうって感じの会話をしたけど、本人がどこまで理解してもらえているか」とダメージを心配した。

 朝倉の再起を期待する理由として「年齢的なことと、これだけのファンをどん底に突き落としたんだから、このまま終われるのかっていうことですよね。1回本当にオーバーホールして休んでほしい。僕は過去にいろんな選手を見てきて、朝倉未来は一生リングに戻らないってことを決められる男じゃないと思っている」と語りかけた。

 そして「RIZINがこの立ち位置に来ているのは、朝倉未来に感謝しかない。未来がいなければ、この4万8000人の風景は作れなかった。その感謝も含めて、ここまでRIZINを高めてきた同志として、まずはフィジカルのオーバーホールをして、新たに一歩踏み出してくれる背中を押せたらいいかなと思っています」と朝倉に思いを伝えた。

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