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『海のはじまり』第5話 三つ編み、美容院、ドライヤー…“髪の毛”描写で紡いだ“海”への愛【ネタバレあり】

ORICON NEWS / 2024年7月29日 22時25分

『海のはじまり』第5話 (C)フジテレビ

 9人組グループ・Snow Manの目黒蓮が主演を務める、フジテレビ系“月9ドラマ”『海のはじまり』(毎週月曜 後9:00)第5話が、きょう29日に放送された。5話では南雲水季(古川琴音)が海(泉谷星奈)と過ごす過去と現在の物語が“髪の毛”にまつわる描写で紡がれた。

【写真あり】南雲家にやってきた夏(目黒蓮)

 今作は、主人公・月岡夏(目黒)が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。

 5話では一週間の夏季休暇を取れることになったと月岡夏から聞いた南雲朱音(大竹しのぶ)は、それなら一週間、南雲家に住んで海と暮らしてみたらどうかと提案する。夏が泊まりに来ると知った海は大喜びし、「ずっと住んでいいよ!」と夏にくっつく。



 夏の両親にあいさつをしようと思っていると言う朱音。実はまだ海のことを家族に伝えられていない夏は口ごもる。朱音はため息をつき、「さっさと話しなさいよ」と夏をせっつく。言い訳がましい夏と、口うるさく説教する朱音。そんな2人の様子を見ていた海は「ママみたい」とクスクス笑う。

 海のことを家族に伝えるため、実家に帰る夏。しかし、夏を出迎えたのは、恋人・弥生(有村架純)との結婚報告だと勘違いして勝手にテンションを上げた母・月岡ゆき子(西田尚美)、父・和哉(林泰文)、そして弟・大和(木戸大聖)3人の姿だった。ダイニングテーブルには手の込んだ料理が並んでおり、完全なるお祝いムードの中、夏は自分に娘がいたこと、そして、それが弥生との子ではないことを告げる。ゆき子は大学時代に中絶を家族に知らせなかった夏に、一人の女性としてその現実の苦しさを伝えながら夏の判断を諌めるも、最終的にはその事実を受け入れるのだった。

 5話では冒頭、唐突に水季が海の髪の毛を結う回想シーンから始まるのだが、その後も、夏が海と距離を縮めていこうと奮闘したり、弥生が母親の苦労を感じたりする重要な描写は全て“髪の毛”に関わるもので、海を軸に過去と現実を紡いでいくように描かれた。早速視聴者からは「今回は髪の毛で繋がってたって感じ」「段々過去との伏線回収されるわけね」「伏線回収もスゴすぎた」といった声が上がった。

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