1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

綱啓永、着実な歩みを実感「引き出しが多くなってきている」 初主演・藤吉夏鈴に衝撃「ブレない芯がありました」【映画『新米記者トロッ子』インタビュー】

ORICON NEWS / 2024年8月9日 6時0分

映画『新米記者トロッ子』に出演する綱啓永 (C)ORICON NewS inc.

 アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴が主演を務める映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』が、9日に公開される。ORICON NEWSでは、主人公の新米記者“トロッ子”こと所結衣(藤吉)の通う私立櫻葉学園高等学校の先輩・松山秋を演じる綱啓永(25)に今作の魅力や撮影の様子を聞いた。

【別カット】ツナマルポーズも!クールも笑顔も見せる綱啓永

 今作は、日本大学藝術学部・映画学科に在籍中の宮川彰太郎氏が授業の課題で制作した1つの企画書が原案。高校の新聞部を舞台にして、誰しもが人生で経験するであろう“学校”という社会の縮図の中の“はしっこ”で奮闘する、新米記者少女の視点を中心に社会で生きる私たちに“善悪”や“正義”とは何かを問いかける、痛快な“社会派”青春エンターテインメント。



 綱が演じる松山は、物語を動かすキーマンとなる。綱は「『なんか持ってるな』『物語の核心に何かしら関わってきそうだな』という雰囲気を、せりふの出し方や所作で出したいという話を小林啓一監督としていました」と振り返り、記者の感想を聞いた綱は「そう思っていただけたなら、僕と監督の作戦成功だな」とニヤリ。「あんまりはっきり表情を変えないなど、大げさにはしないという部分を一番大事にしました」とポイントを語り、これから鑑賞する人への期待を高めた。

 「今作では、お芝居を楽しむ心みたいなものを小林監督に改めて教えてもらいました。場数を踏んでく中で、表現の仕方や引き出しが少しずつ多くなってきているなって実感しています」と着実に歩みを進める綱。自身のキャリアの中でターニングポイントになったのは、ドラマ『恋愛のすゝめ』(2023年)だという。「今まで演じた役とは全然違う役で、くせが強くてしっかり作り込む役だったんです。監督と話し合いながら作って、結果的に自分たちが面白いと思えるものを作れたと自信を持って言える」と達成感をにじませ、「初めての座長で『作品を面白くしたい』『見てくれる人に面白かったって言っていただける作品を作りたい』という心をより強く持ったことがうれしかった」と覚悟を新たにした経験を語った。

 そんな綱は、今作では初主演となる藤吉を支える立場だった。藤吉の芝居と対峙し、「自分が本で読んでいたものとは違う所結衣がそこにはいました」と衝撃を受けたそう。「藤吉さんにしか出せない独特な雰囲気、オーラ、アイドルとして培ってきたものを役の表現につなげている方で、すごいなって思いました。初主演でもブレない自分の芯がありました」と絶賛した。

 また、共演者からの刺激もあった。高石あかり(※高=はしごだか)が出演した『ベイビーわるきゅーれ』を鑑賞し、「アクション作品って見ていて飽きず、時間が進むのも早くて爽快感がある。戦隊ものをやっていた時にアクションが多めだったのですが、すごく楽しくて。またアクションができたらうれしいなって思います」と目標を掲げ、さらなる進化を誓った。

 そして、「いつも僕を応援してくれてありがとう」と“つなマル(ファンネーム)” への感謝も忘れない。「この作品は小林さんが監督、主演が藤吉さんだったからできた作品だと思います。青春映画はいっぱいありますが、この映画にしかない新しい青春エンターテイメントとなっています。若者が大人に立ち向かう姿を見て、すごく刺激を受けると思いますので、ぜひ見ていただきたいです。見てくださった方は、感想などをいろいろなところで伝えてください。みんなと一緒に盛り上げたいと思っています」と呼びかけた。

■綱啓永プロフィール
1998年12月24日生まれ。2017年、第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてグランプリを獲得しデビュー。主な出演作に『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日/2019年)、映画『違う惑星の変な恋人』(2024年)、映画『恋わずらいのエリー』(2024年)、『366日』(フジテレビ/2024年)など。10月スタートのNHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』にて主演を務める。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください