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ハワイは再び“憧れの地”となってしまったのか? SPAM(R)むすび大ヒット&ハワイフェア盛況の理由

ORICON NEWS / 2024年7月30日 10時28分

販売数量が120万個を突破したファミリーマットの俵型SPAM(R)むすび

 ハワイ在住の日系人を中心に愛されてきたSPAM(R)むすび。同地を訪れた日本人観光客にとっても、お馴染みソウルフードのひとつだ。昨今ではSPAM(R)の消費経験も年々高まり、ファミリーマットで展開する俵型SPAM(R)むすびの販売数量が120万個を突破したという。この売れ行きの要因として、同商品の消費経験の増加とともに、やはり円安や物価高騰による海外旅行を断念するユーザーがいまだ大半なことで、“彼の地への想い”を少しでも実感したいというユーザー心理も働いているようだ。

【オリコン調査】今夏に「海外旅行の予定なし」と回答した数値は? 憧れの旅行先ランキング表も

 先ごろオリコンでは、「海外旅行に関する意識調査(2024年夏)」(調査機関:オリコン・モニターリサーチ)を実施。今年の夏に「海外旅行する予定」と回答した人の割合は9.1%、「海外旅行しない予定」は73.7%、「決めていない」は17.2%という結果に。また、「海外旅行しない予定」と回答したユーザーに対し、「もし海外旅行する場合、どこの国・地域を旅行したいですか」と尋ねたところ、各国・地域の選択肢(コロナ過前に日本人旅行者が多かった上位国を選定)の中で「ハワイ」が最も回答割合が高い39.9%となった。海外旅行先としてはいまだ不動の地位を誇っていることが伺えるものの、7割を超える「海外旅行しない」ユーザーによる願望や羨望が数値化されており、ハワイへの憧れが近年より増していることが伺える。



 また、「海外旅行での目的は?」(複数回答)という質問には、「現地で本場のグルメを楽しみたい」が61.8%で首位。次いで「自然や風景に触れたい」(52.3%)が2位。3位に「歴史や文化に触れたい」(45.2%)が続いた。やはり旅の一番の主目的は“食”であり、現地の人気グルメを心ゆくまで堪能したいという意見が多く、「地元のローカルグルメ。気張らない、地元の人が食べているもの」(20代/女性)、「ロコモコなどの昔からの料理」(60代/男性)などの声が挙がっている。

 とはいえ、折からの円安と物価高騰では、仮に現地に赴くことは出来ても渡航費だけで精一杯となり、現地での食事は自炊を選択する日本人観光客も近年増加。最大の楽しみである現地グルメを満喫出来ないくらいなら、“海外旅行をしない”という選択肢を選ぶユーザーが多くなるのも頷けるというもの。

 先述したように、ファミリーマートで展開する俵型「SPAM(R)むすび」の販売数量が120万個を突破するなど好調な売れ行きを見せている。また、「ハワイフェア」などを筆頭に、各種コンビニや飲食店にてさまざまな「海外の地元グルメ」に力を入れており、その需要も高い。昨今のインバウンド需要において、訪日外国人観光客からこぞって日本食のクオリティの高さを称賛する声が挙がっているが、その際たる“称賛の矛先”がコンビニ食品だ。おにぎり一つとっても、多様な種類と質の高さを担保しつつ、低価格帯を維持していることから、訪日観光客からは毎度驚きの声が挙がっている。「憧れのハワイ」に再び訪れることができるまで、ひとまずは、日本が誇る各種コンビニによる「海外の地元グルメ」で“舌慣らし”し、来るべき日に備えよう。

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