『The Covers』ちあきなおみ名曲カバーナイト 島津亜矢が“幻の名曲”、宮本浩次が「喝采」

『The Covers』でちあきなおみの名曲カバーする豪華アーティスト

　NHK BSで8月29日放送の音楽番組『The Covers』（後9：30～9：59）が、デビュー55周年を迎えた伝説の歌姫、ちあきなおみの名曲カバーナイトとなることが決定し、出演アーティストが発表された。

【場面写真】ちあきなおみの“幻の名曲”を歌う島津亜矢

　1969年のデビュー以来、数々の名曲を世に送り出し、愛され続けるちあきなおみ。1992年の活動休止から32年がたった今も、その歌声を求める声が絶えず、今年6月10日のデビュー55周年記念日にはサブスク解禁。改めて世代や国境を超えて、その歌声と名曲に注目が集まっている。

　8月最終週の『The Covers』は、ちあきなおみをリスペクトするアーティストが名曲を歌い継ぎ、その魅力を語る。カバーズゲストは島津亜矢。圧倒的な歌唱力で“歌怪獣”とも称され、今年7月にはアヤ・シマヅ名義でソウルの女王、アレサ・フランクリンの名曲カバーで世界デビューした島津は、ちあきなおみの名曲もカバーしてきた。

　今回披露するのは「朝日のあたる家（朝日楼）」。アメリカの伝統的フォークソングに、浅川マキが日本語詞をつけたバージョンを、ちあきが歌い、“幻の名曲”とも言われる。島津は今回、ちあきと数々の作品やライブを共にした、倉田信雄のスペシャルアレンジで届ける。

　さらに、番組11年のアーカイブで構成される「ちあきなおみ名曲カバー」では、代表曲「喝采」を宮本浩次、友川カズキが手がけた「夜へ急ぐ人」を一青窈、水原弘の楽曲をちあきがカバーし愛される名曲「黄昏のビギン」を郷ひろみ、ちあきの現時点でのラストシングル「紅い花」を鈴木雅之の歌唱で届ける。

　トークゲストは、ちあきなおみを愛し、数々の名曲をカバーしてきたギャランティーク和恵（from 星屑スキャット）。1972年発表のアルバム『もうひとりの私』のジャケット撮影が行われた店を引き継ぎ、ちあきなおみ愛あふれる彼女が、ちあき作品の魅力を深堀りする。

　BSプレミアム4Kでは8月25日（後10：50）に先行放送される。

■NHK BS『The Covers ちあきなおみ名曲カバーナイト！』
【MC】リリー・フランキー／上白石萌歌
【カバーズゲスト】島津亜矢
【トークゲスト】ギャランティーク和恵（from 星屑スキャット）
【名曲カバーセレクション】宮本浩次、一青 窈、郷ひろみ、鈴木雅之
【放送日】
本放送　NHK BS／8月29日（木）午後9時30分～
4K先行放送　BSプレミアム4K／8月25日（日）午後10時50分～

▼曲目
島津亜矢「朝日のあたる家（朝日楼）」（アメリカ民謡）　日本語詞：浅川マキ

・ちあきなおみ名曲カバーセレクション
宮本浩次「喝采」（1972年）
一青 窈「夜へ急ぐ人」（1977年）
郷ひろみ「黄昏のビギン」（1959年）
鈴木雅之「紅い花」（1991年）