実写版『【推しの子】』雨宮吾郎役は成田凌、愛・決意・復讐心…めまぐるしく動くキャラクターPV解禁

実写版『【推しの子】』伝説のアイドル“アイ”の担当医・雨宮吾郎役は成田凌 （C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・東映 （C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

　俳優の成田凌が、実写版『【推しの子】』に出演していることが明らかになった。芸能界を舞台にした本作で成田が演じるのは、物語の始まりを担う重要キャラクター、雨宮吾郎（読み：あまみやごろう／通称：ゴロー）。ある少女の影響でアイドルグループ「B小町」の絶対的エース“アイ”（齋藤飛鳥）のオタクになるも、妊娠したアイの担当医になってしまうという役柄だ。

【動画】【推しの子】はここから始まった…ゴローのキャラクターPV

　あわせて解禁されたキャラクターPVでは、ゴローが“最推し“アイのグッズを愛で、おどける姿、妊娠したアイが患者として現れその光景に頭を抱える姿、身籠ったアイの担当医として決意する姿、ただならぬ事態に巻き込まれた姿…、そして、アイの”最期“と共にゴローの強い復讐心を感じるナレーションで幕を閉じる。

　成田は、映画・ドラマに多数出演し、数々の映画賞も受賞。連続テレビ小説『おちょやん』（21年、NHK）ではヒロインの夫を好演した。放送中のドラマ『降り積もれ孤独な死よ』（読売テレビ）では、少年少女監禁死体遺棄事件の解明に乗り出す刑事役で主演を務めている。

　本作では、アイへの愛、そして、決意、復讐心など、さまざまなゴローの感情を磨いてきた演技力で表現している。

　2020年に「週刊ヤングジャンプ」（集英社）にて赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグ（共同名義）で連載をスタートした【推しの子】は、伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代から注目を集め、現在、アニメ第2期も放送中。

　実写版では、母であるアイの死の真相を暴くため芸能界に潜り込むアクア役に櫻井海音、伝説のアイドル・アイ役には齋藤飛鳥、アクアの双子の妹で、亡き母・アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役に齊藤なぎさ、幼い頃から子役として芸能活動し、ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役に原菜乃華、「劇団ララライ」に所属する女優でアクアに恋心を抱く黒川あかね役に茅島みずき、人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役にはあのの出演が発表されており、成田が7人目のキャスト発表となった。さらなる続報を待ちたい。

　ドラマシリーズは11月28日午後9時より、動画配信サービス「Prime Video」にて世界独占配信開始、その続きを描いた映画は12月20日より全国公開。