RIIZE 初の日本ホールツアー開幕、日本デビュー曲初披露 ショウタロウが凱旋「ゆくゆくは…」

初の日本ホールツアーで躍動するRIIZE　撮影：田中聖太郎

　9月5日に日本デビューを控えるSMエンターテインメント所属のボーイズグループ・RIIZE（ライズ）が7月30・31日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで自身初となる日本ホールツアー『2024 RIIZE FAN-CON 'RIIZING DAY' JAPAN HALL TOUR』（9都市15公演）をスタートさせた。日本デビュー曲「Lucky」や収録曲を初披露し、BRIIZE（ブリーズ＝RIIZEファン）を沸かせた。

【ライブ写真】ショウタロウの故郷で初の日本ホールツアーを開幕したRIIZE

　2日目の31日公演では会場が大歓声に包まれるなか、ダンスパフォーマンス曲「Siren」で躍動すると、メンバーはそれぞれ自己紹介した。唯一の日本人メンバーで凱旋公演となったショウタロウは「ただいま！」とあいさつ。ファンの間では神奈川県座間市出身で知られているが、初日公演で「実は、横浜で生まれて、育ちは座間」と打ち明けていたショウタロウは「僕の故郷・横浜で公演することができて本当にうれしく思います。新曲も披露するので、皆さん楽しんでいってください」と呼びかけた。

　その言葉どおり、9月5日発売の日本デビューシングル「Lucky」収録の日本語曲で、テレビ朝日系7月期ドラマ『顔に泥を塗る』（毎週土曜　後11：30）主題歌「Same Key」や「Be My Next」の新曲を初披露。本編終盤には日本デビュー曲「Lucky」を軽快なダンスとともに初歌唱、ウォンビンがレクチャーした「四つ葉にしたClover」の歌詞を模した、指をWピースにする振付でファンとともに盛り上がった。

　ウンソクは「皆さんに喜んでもらえるよう一生懸命準備したのでたくさん聴いてくれたら。9月のCD発売も楽しみにしてくださいね」とアピールし、「ショウタロウお兄さんの故郷で日本のファンの方たちに会えてうれしいです」と喜んだ。

　メンバーは今後叶えたい目標も口にした。ソンチャンは「日本でツアーをすることが夢だったので、こんなに早くホールツアーができてめっちゃうれしいです。今後もっと成長して、日産スタジアムでもっと多くのBRIIZEたちに会いたいです」と、同じ横浜市内にある日本最大級の会場を目指すことを宣言。ソヒは「僕は、日本語の実力を伸ばして、ショウタロウお兄さんと討論で勝利したいです」と茶目っ気たっぷりに豪語した。

　ショウタロウは「日本で1ヶ月間（ホールツアーで）活動できるというのは夢のようなことなんですけれども、ゆくゆくはここにいるBRIIZEの皆さんと、アリーナ、ドーム、さっきソンチャンが言ったようにスタジアムでも公演ができたらうれしいなと思います。ここに来てくれている皆さん、ついてきてくれますよね？メンバーたちも顔を覚えていくので皆さんずっとついてきてください！」と叫び、会場は大盛り上がりとなった。

　アンコールで横浜公演2daysを振り返ったソンチャンは「横浜で公演した昨日と今日を、一生忘れられないと思います。横浜には会場がたくさんありますよね。もう一度横浜に戻ってきたら、この日をきっと思い出すと思います」と感慨深げ。

　ウォンビンは「BRIIZE、楽しかった？僕も楽しかったお」とおどけつつ、「言いたいことが多くて日本語をたくさん間違うかもしれませんが頑張ってやってみます」と、すべて日本語であいさつ。最後に客席を指差し「これからもよそ見しないで僕にしっかりついてきてください！」と決めポーズをつくると、会場全体をギュッと抱きしめるエアハグをして絶叫のような歓声が沸き起こった。

　ウンソクは「2日間公演をしてたくさんのエネルギーをいただきました。そして、BRIIZEの皆さんの幸せな顔を見ることができてうれしかったです」とあいさつ。客席から「私もー」の声が飛ぶと、すかさず「私も！」と真似をして沸かせた。

　ソヒもすべて日本語であいさつし「僕たちの日本ホールツアーをここ横浜で始めることができて本当にうれしいです。公演中ずっと一緒に楽しんでくれてありがとうございます。皆さんに100%（日本語で）伝えることはできないけど、これからももっと努力して、ちゃんと伝えられるように頑張ります！」と元気いっぱいに約束した。

　最年少のアントンも日本語で「日本活動がこれから本格的に始まるから、BRIIZEも僕たちが来てうれしいでしょ？さまざまな姿を見せるのでたくさん期待してください」と呼びかけた。

　一生懸命日本語で話すメンバーたちを笑顔で見守っていたショウタロウは「どうにか日本語で想いを伝えたいということで、メンバーが考えて準備してきました」と、日本ツアーに向けてパフォーマンス以外でも努力してきた5人を称賛。かと思えば、ウンソクを皮切りに「愛嬌してくれる？」とムチャぶりをしていき、最後はメンバーに囲まれたショウタロウも披露せざるをえなくなる仲の良さでファンをほっこりさせていた。

　ライブのほかゲームやご当地食べ物当てクイズでもファンを楽しませ、ご当地トークでは、初日公演後に行ったという横浜中華街での写真を公開。また、ウォンビンは日本の曲で好きな曲としてあげたスキマスイッチの「奏（かなで）」をアカペラで一節歌い、ファンを沸かせる一幕もあった。

　本ツアーは、8月27日の名古屋国際会議場 センチュリーホールでファイナルを迎える。

■『2024 RIIZE FAN-CON 'RIIZING DAY' JAPAN HALL TOUR』日程
7月30日（火）：神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール　※終了
7月31日（水）：神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール　※終了
8月3日（土）：大阪・大阪国際会議場 メインホール
8月4日（日）：大阪・大阪国際会議場 メインホール
8月8日（木）：宮城・仙台サンプラザホール
8月9日（金）：宮城・仙台サンプラザホール
8月11日（日）：群馬・ベイシア文化ホール（群馬県民会館)
8月13日（火）：岡山・倉敷市民会館
8月14日（水）：広島・広島文化学園HBGホール
8月20日（火）：熊本・熊本城ホール メインホール
8月21日（水）：福岡・福岡サンパレス
8月22日（木）：福岡・福岡サンパレス
8月25日（日）：愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール
8月26日（月）：愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール
8月27日（火）：愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール