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東大准教授『news23』で“反五輪”を堂々明言「ボイコットしている」「私は少しでも抵抗したい」

ORICON NEWS / 2024年7月31日 11時59分

TBS(C)ORICON NewS inc.

 東京大学准教授の斎藤幸平氏が29日、TBS系『news23』(月~木 後11:00/金 後11:58)に出演し、現在開催されているパリ五輪について“反五輪”の立場であるとし、「ボイコットしている」と明かした。

【写真あり】『news23』で“反五輪”を堂々明言!東大准教授・斎藤幸平氏の近影

 番組では冒頭から92年ぶりにメダルを獲得した馬術のニュースなどを報じた。中盤でセーヌ川の水質問題などを報じた後、メインキャラクターの小川彩佳からパリ五輪を見ているかと問われると、斎藤氏は「いや、全然見ていないですね。私は反五輪でボイコットしているんですけど。まぁ理由はいろいろあるんですけど、今回私が理由にしているのはスポーツウォッシュに加担したくない」と説明した。



 理由は「イスラエルの問題」とし、「ロシアは今戦争を理由に出ることができないわけですね。ところが国際司法裁判所のICJが、イスラエルのやっていることっていうのはジェノサイドであり、占領政策自体も国際法違反だと勧告しているにも関わらず、国際社会であるとかオリンピック協会というのがイスラエルとしての参加は認めているというダブルスタンダードがある」と指摘。

 「これでみんなで盛り上がって『平和の祭典よかったね』という風に仮になってしまったら、もしかしたらパレスチナに人たち、ガザの人たちが忘れられてしまって、このジェノサイドを覚えてる人たちがいないっていうことに私は少しでも抵抗したいなと思って、ちょっと見ないようにしているということですね」と語った。

 斎藤氏は1987年生まれ。専門は経済思想・社会思想。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。『人新世の「資本論」』(集英社新書)はベストセラーとなり『新書大賞2021』を受賞した。

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