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『non-no』新モデルとして活躍中の18歳・佐藤和奏、芸能界デビューを掴み取ったオーディションを回顧「自分の中身を評価してもらえた感覚があって嬉しかった」

ORICON NEWS / 2024年7月31日 18時0分

ワタナベエンターテインメント所属・佐藤和奏(さとう・わかな)(C)Deview

 2023年11月に『ワタナベ次世代オーディション2023』にてフォトジェニック賞を受賞し、芸能界デビューを果たした18歳の新人・佐藤和奏(さとう・わかな)。オーディションメディア『Deview/デビュー』では、今年5月から『non-no』専属モデルとして活動する一方で、数多くのバラエティ番組でも活躍中の彼女に、芸能界に憧れたきっかけやオーディションで印象に残っていること、今後の夢・目標についてなどを聞いた。

【写真】元気いっぱいの笑顔みせる佐藤和奏、ほか撮り下ろしカット

■「人生は一度きりだし後悔したくないので、やりたいことに向かってどんどんチャレンジしていきたい」

――まずは、芸能界に憧れたきっかけから教えてください。


「もともと小さい頃から『ぷっちぐみ』だったり、ファッション誌とか、雑誌を見るのが大好きで、モデルというお仕事を初めて知って、“私もキラキラした世界の中で同じことをやりたい”って思いました。ただ、モデルと同じように、雑誌で取り上げられていたチアを見て“私もチアダンスやってみたい!”って興味が湧いて、小学1年生からチアダンスのクラブチームに入って活動していたので、モデルに挑戦することなく、チアダンス1本でずっとやっていたんです。でも、小学5年生のときに、チアダンスの全国大会で東京に来た際、スカウトしてもらったことがあって。ただ、当時はチアダンスに熱中していたし、スカウトなんて初めてのことだったので、特に連絡もせずに終わったんです。それから東京に行く機会も増えていって、その度にスカウトしていただいたり、地元大阪でも大手事務所から声をかけていただくことがあったりして、だんだんと自分の中で、モデルをやってみたいという気持ちが大きくなっていきました」

――スカウトがきかっけでモデルも挑戦してみたいという気持ちが芽生えたんですね。
「はい。でも、ちょうど高校受験と重なっていたこともあって、一旦は受験に集中して、高校生になってもモデルへの気持ちが変わってなかったらやってみようか…という感じだったので、実際に行動し始めたのは高校生になってからです。高校受験に関しても、私が所属していたチアダンスチームは中学生までのチームだったので、チアを続けるなら、高校で部活動として続けるしかなくて。ただ、チアがある学校はけっこう芸能活動禁止のところも多かったので、チアを続けるか、それとも芸能活動に挑戦できる学校に行くか…でけっこう悩みました。最終的には、芸能活動に挑戦できる学校に進学することを決めました」

――高校生になってすぐに挑戦した感じだったんですか?
「最初は普通に高校生活を送っていた感じだったんですけど、それまでずっと本気でチアダンスをやってきて、夢中になれるものがあったから生活にも張りがあったというか。高校で入ったダンス部は、そこまで活発ではなく、わりと緩めの部活だったんです。なので、高校生になった途端、“目標に向かって本気で何かを頑張る”っていうものが急に無くなってしまって、何をしたらいいかわからなくなってしまったんです。明確な目標がないと頑張れないことに気づいて、ちょっと心が病んでしまったというか。そんな時に、母が『芸能界挑戦してみたら?』って言ってくれて。『でも、ママからは言わないから、自分で探してやってみたいと思うものを見つけなさい』って。そんな中で見つけたのが、ワタナベエンターテイメントスクール(WES)のオーディションでした」

■「(WESでは)とても良い環境の中でレッスンを受けることができて、全てが楽しかった」

――高校に通いながら、WESでレッスンを受けるという生活がスタートしたわけですね。
「地元・大阪にもWESの学校はあったのですが、私は東京校に通うことを決めて、コロナ禍だったので、授業はリモートで受けていました。毎週日曜にリモートで授業を受けて、テストの時だけ一緒に通っていた友達と夜行バスに乗って東京校に行く…という生活を、高校1年生から高校2年生の夏くらいまで、1年間やっていました」

――そこではどんなレッスンを受けていたのですか?
「歌やダンス、演技、声優、モデルの授業もありましたし、マルチに活躍したい子が受けるコースだったので、本当にいろんなレッスンがありました。私のクラスはみんなすごく仲良くて、ライバルだけど、一緒に上を目指して頑張ろうね!みたいな感じで、すごく良い環境の中でレッスンを受けることができて、全部が楽しかった思い出があります。特に印象に残っているのは、中間発表会の時に、ある課題曲を渡されて、ダンスの振付や構成を自分たちで考えるというものがあって。私はダンスが得意だったので、年上のお姉さんたちと一緒に振付や構成を考えたりして、すごく楽しかったです。課題をやっている途中からは、もう通いたくてしょうがなくなってしまって、コロナ禍のいろんな制限とかも解除されたので、後半くらいからはリモートではなく、毎週末夜行バスで通っていました」

――WESでの1年間のレッスンが終わった後、『ワタナベ次世代オーディション』を受けるまでは、何か活動したりしていたのですか?
「WES内でいろんな事務所の方が参加する公開オーディションというものがあって、そこでオファーをいただいた事務所もあったのですが、それとは別にマネージャーさんチェックがあって、『大阪で演技レッスン受けませんか?』と言っていただいて、地元で演技レッスンを受けていました。『大阪で演技レッスン受けませんか?』と言われたものの、そこでレッスンを受けたからって事務所に所属できる保証はなかったので、大阪でレッスン受けるか、オファーをいただいた事務所にお世話になるか、すごく悩みました。でも、オファーをいただいた事務所に所属できたとしても、『実力がありませんでした』となってしまったら本当にゼロになるなと思いましたし、この業界は厳しい世界だというのも理解していたので、演技レッスンで実力をつけるという道を選びました」

――大阪での演技レッスンはいかがでしたか? WESで受けていたレッスンとは違ったりすることもありました?
「最初は今までの環境と違いすぎてビックリしました。大阪では事務所に所属されている方と一緒にレッスンを受けさせていただいたのですが、より厳しいレッスンだったというか、講師の方の指導もレベルが高くて、何を言っているのか理解できないこともあったりして、 ついていくのに必死でした」

――WESは同世代で切磋琢磨してという感じだったのが、プロとしてお仕事している方々と一緒にレッスンを受けるわけですもんね。
「そうなんです。今まではクラスのみんなで、“上を目指して頑張ろう!”って感じでしたけど、そんな雰囲気ではもちろんなく…。みなさん本当に真剣だったし、同年代は少なくて年齢が離れている人も多かったので、途中で“もう行きたくない”って心折れかけたのですが、1回も休むことなく、なんとか無事にすべてのレッスンに通いました。そこでレッスンを受けているときに、『ワタナベ次世代オーディション』のことを教えてもらって、オーディションに挑戦しました」

■「TGCのランウェイもいつか歩きたい」

――オーディションで何か印象に残っていることは?
「最終審査のとき、審査員席にワタナベエンターテインメントの社長をはじめ、自分が読んでいたファッション誌の編集長とか、錚々たる人たちだらけで衝撃的でした。会場に着いて、やっと気づいたんです、“こんなに規模の大きいオーディションだったのか!”って。しかも、最終審査は私がトップバッターだったんです。こんなに大きなオーディションだなんて知らずに参加しちゃったので、最初は“ヤバイ!どうしよう!!”ってなりましたが、自己紹介と演技をやった後、質疑応答のときにいろんな話をして、自分の中身というか性格の部分を見て評価してもらえた感覚があったので、フォトジェニック賞をいただいたときは嬉しかったです」

――現在は大阪から上京してきて、活動されているんですよね?
「はい。実はオーディションで賞をいただいたと同時期に大阪の大学に進学することが決まっていたので、1ヵ月くらい家族会議して地元で大学進学をするか、それとも上京して芸能の道へ進むか、毎日のように話し合っていました。私の中では“絶対に東京に行きたい”って思っていたのですが、『大学は出ておいたほうがいいんじゃないか』とか、家族としてはいろんな心配もあったみたいで。たくさん話し合ったうえで、上京することを決めて、大学も通信の学校に進学して、今は仕事と大学生をちゃんと両立できるよう、頑張っています」

――今年4月からは『non-no』専属モデルに決まって、憧れだった雑誌モデルとしての活動もスタート。ご自身が読んでいた雑誌のモデルとしてお仕事するというのは、どんな感覚でした?
「すごく不思議な感覚でした。撮影現場には、自分が見ていたモデルさんたちが目の前にいて、“本当に現実に存在するんだ!”って思いました(笑)。先日の『GirlsAward』のときも堀田真由さんが私の席の近くにいらっしゃって、ドラマ『アンチヒーロー』も観ていたので、“それに出ている女優さんがここにいる!”と感じで信じられなかったです。でも、気さくにお話ししてくださったり、めっちゃ優しくしてくださって…。堀田さん以外の皆さんもすごく優しく接してくださって、“私も将来そういうふうになれるように頑張ろう!”って思いました」

――今後、やってみたいお仕事や目標はなんですか?
「『GirlsAward』に出させていただいて、より思いが強くなりましたが、TGCのランウェイもいつか歩きたいです。それと電車や駅や街中に、すごく大きな広告パネルが掲示されたりするじゃないですか。そういう広告やCMに起用されて、その大きなパネルの前で写真を撮るのが夢です」

――佐藤さんが芸能界デビューを掴んだきかっけでもあるワタナベエンターテインメント主催の『ワタナベ次世代オーディション2024』が現在開催中です。そこで、芸能界デビューを夢見る人たちに向けて、佐藤さんが夢を叶えるために大切にしていることを教えてください。
「人生は一度きりだし後悔したくないので、やりたいと思ったら口に出して挑戦すべきだなって思っています。今、私は18歳なので、周りからは『まだ若いね』って言ってもらえることがあるのですが、一緒にウォーキングのレッスンを受けている人の中には年上の方もたくさんいて、みなさんやりたいことに対してすごく一生懸命頑張っていて、その姿ってすごく素敵だなって思ったんです。なので、年齢とか関係なく、やりたいことがあったら、どんどん挑戦したほうがいいなと思っています。私もやりたいことに向かって、どんどんチャレンジしていきたいなと思っているので、もし芸能に少しでも興味があったら、ぜひチャレンジしてみてください!」

(ヘアメイク/松本早苗)

【プロフィール】
佐藤和奏(さとう・わかな)●2006年1月25日生まれ、大阪府出身。ワタナベエンターテインメント所属。
2023年『ワタナベ次世代オーディション2023』フォトジェニック賞受賞。
■主な活動歴
・モデル/『non-no』専属モデル、GirlsAward、東京ガールズコレクション
・テレビ/ABEMA『シブヤアニメベース』レギュラー、MBS/TBS『日曜日の初耳学』、CX『必勝!OSHIEマスター~最強指導者頂上決戦~』、TBS『ワールド極限ミステリー』、NTV『超無敵クラス』、CX『ワイドナショー』、KTV『ちゃちゃ入れマンデー』
など。

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