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ラウール&奥平大兼、お互いに「居心地の良い存在」と明かす 座長ぶりも絶賛

ORICON NEWS / 2024年8月1日 9時0分

(左から)奥平大兼、ラウール (C)ORICON NewS inc.

 9人組グループ・Snow Manで活躍するラウールが3年ぶりに単独主演作として臨む映画『赤羽骨子のボディガード』。本作でラウールは、幼なじみで恋心を抱く赤羽骨子(出口夏希)を極秘で守る任務を遂行する金髪ヤンキー高校生・威吹荒邦を演じる。そして荒邦と共に任務にあたる錚々児高校3年4組の最強の司令塔・染島澄彦に扮するのが奥平大兼だ。2003年生まれの同級生の2人が「絶妙な距離感だった」という関係性について語った。

【写真】まるでランウェイのような美しさ…ミステリアスなラウール

■華麗なアクションシーンの裏側は?

――ラウールさんは金髪ヤンキー、奥平さんは最強の司令塔という役でしたが、台本を読んでどんな印象を持ちましたか?



ラウール:荒邦はわかりやすく喜怒哀楽が表に出て、感情がストーリーにリンクするような役柄だなと。コメディですし、0か100か振り切ったキャラクターを意識していました。僕自身は感情に波がないので、こういった役をやれるのは楽しかったです(笑)。

奥平:原作がある物語なので、しっかり踏襲しなければという思いはありました。原作はもっとずっと先まで進んでいるお話で、僕が演じる澄彦も後半に進むにつれて変化していくので、映画で描かれる部分の澄彦のさじ加減は、その都度監督と話し合いながら演じました。

――荒邦のアクションシーンも作品の見どころですよね。

ラウール:アクションは自信を持てる分野ではなかったのですが、荒邦は物語の“迫力担当”みたいな感じだったので感情的に戦いに挑んでいく姿をしっかり見せなければと思っていました。

奥平:みんなすごくかっこよかったよね。

ラウール:想像以上の仕上がりで…本当に編集が上手だなと(笑)。すごく安心しました。

――撮影は大変でしたか?

ラウール:基本僕は受け身が多かったのですが、アクションをする相手が何人かいたり、それぞれ体格が違ったり、相手によってアクションの仕方が変わるので大変でしたね。直前に追加されるアクションもあったので、瞬発力と頭をフル回転させながらの撮影でした。

――ラウールさんはダンスがお得意ですが、アクションとは違うものですか?

ラウール:違いますね。僕はダンスの振りを覚えるのは結構早い方なので、「アクションも大丈夫かな?」なんて思っていたんですが、全然違いました(笑)。相手の動きも覚えなくてはいけないところが苦戦しました。

――奥平さんもかなり強いという立ち位置で、後半にアクションシーンがありましたよね。

奥平:ラウールくんと一緒にアクションをしました。1ヶ月間くらいトレーニングしていたんですが、筋肉痛がきつかったですね。練習ではプロの方と組むのですが、本番は俳優さん同士じゃないですか。人が変わればリズム感も違いますし、難しかったです。

――奥平さんは数々の映画やドラマに出演して、相手と対峙する芝居をされていますが、アクションで対峙するのとお芝居で対峙するのは違うものですか?

奥平:全然違うと感じました。普段のお芝居だと相手のリズムを気にしないで演じてしまうことも多いのですが、アクションはより相手との呼吸が大切なので、お互いに歩み寄ることが必要でした。すごくおもしろい経験だったので、今後のお芝居にも生かせると思います!

■何の気兼ねをしなくてもいい存在

――お2人は2003年生まれの同級生ですが、現場ではどんな感じで過ごしていたのですか?

ラウール:めちゃくちゃいい意味で、まったく気を使わない居心地の良さがありました。

奥平:うれしい(笑)。

ラウール:本当に自然体でいたので、ほとんどなにを話したのか覚えていないんです。たまに仕事の話もしましたが、ほとんどは気を抜いていられる感じの存在でした。

奥平:今回のメンバーだと、首藤孔蘭役の詩羽さん(水曜日のカンパネラ)とプライベートでも仲が良いのですが、失礼な言い方をあえてするなら、詩羽さんといるとすごく疲れるんです。お互い元気いっぱいに話をするので(笑)。僕も元気になれるし、とても楽しいのですが、放課後の帰り道のようなダラダラ感は詩羽さんとはできない(笑)。ラウールくんとは本当のクラスメイトのように落ち着いて接することができて、とても楽でしたね。

ラウール:本当にそんな感じでしたね。今回のクラスメンバーは幅広い年齢の方が演じられていたのですが、距離感の保ち方がみなさんうまくて、すごく居心地が良かった。普段僕は人見知りで大人数が苦手なのですが、そういう感じもなかったですね。

――現場で「こんな一面があるんだ?」と感じたことはありましたか?

ラウール:最初に会ったときのイメージ通りで、とても落ち着いている印象のままでした。ただ本人も言っていましたが、詩羽さんとしゃべっている時だけ、めっちゃ元気!それが意外な一面でした(笑)。

奥平:詩羽さんがいなかったら見せられない一面だったかもね(笑)。僕は洋服が好きで、ラウールくんのファッションショーも拝見したことがありました。その時のようにクールな印象を抱いていましたが、ちゃんと同い年の親近感も垣間見えたりして、安心しました(笑)。

――とても居心地のいい現場だったようですが、ラウールさんは座長として現場で意識していたことはあったのですか?

ラウール:まったくなかったです。年齢も下の方でしたし、座長というよりは、どちらかというと年下感が出ていたような(笑)。自然体でいることを心掛けていました。

奥平:本人はこう言っていますが、細かいところで気を遣っていたように感じました。特にスタッフさんにしっかり声を掛けているシーンなどを見ました。この作品は“荒邦の話”と言っても過言ではない作品なので、その説得力はラウールくんの存在あってのものだと思います。映像になったときの華というか…羨ましかったですね。

ラウール:そう言ってもらえるとうれしいな。

■“Snow Manパワー”を使って手助けしたい人物とは?

――個性的な3年4組でしたが、ご自身が演じたキャラクター以外で気になった人はいましたか?

奥平:(高橋ひかる演じる※高ははしごだか)棘屋寧ですね。骨子と寧のシーンって現場であまり見る機会がなかったのですが、出来上がった作品を観て、すごく青春しているなって感じたんです。あと寧は空手をやっているので、そこも興味がありました。僕も空手をやっていたので。

ラウール:僕は澄彦ですね。冷静で強いなんてかっこいい。彼の一言にみんなが従うのもいいなと(笑)。なんか憧れますね。

――骨子以外でボディガードをするなら?

ラウール:(あの演じる)配信者・霧宮茶虎かな。3年4組ってみんなスキルを持っている強い人たちなので、あまり守ってあげたくなる要素がないじゃないですか。その中で、彼女だけ強いイメージがなかったから(笑)。

奥平:確かにそうかも。

ラウール:マジで映画の中では、配信していただけなので(笑)。僕の“Snow Manパワー”を使って拡散のお手伝いしたいです(笑)。

奥平:僕は(中田青渚演じる)調教師・那木うずめかな。気弱でワンちゃんとかといっしょにいるし、可愛らしい要素がたくさん詰まっていますよね。ラウールくんの言うように、守らなくても強い子が多いですからね。

――最後に作品の見どころをどうぞ。

ラウール:3年4組はミッションで集められた面々なのですが、どこか心の底ではみんなと繋がりたいと思っているところが見えてくるところにグッとくると思います。自分もそういうタイプなので、そんなみんなの気持ちに共感していただければ。

奥平:これまで僕はエンタメ要素や明るい作品にあまり出演したことがなかったので、見ているだけで楽しい作品に出演できたことが新鮮でした。学生の頃、コメディ作品を友達とワイワイ言いながら観るのが楽しかったので、そんな感じでぜひ気軽に劇場に足を運んでいただけたらうれしいです。

取材・文/磯部正和
写真/筒井翼

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