小池百合子都知事、リスクが変化する“厳しい局面”「乗り越えるのはものづくりの力」

ものづくりの力に確信した小池百合子東京都知事 （C）ORICON NewS inc.

　東京都知事の小池百合子氏が2日、東京国際フォーラムで行われた、伝統的な匠の技やものづくりの技能・技術の魅力を発信する『ものづくり・匠の技の祭典2024』OPセレモニーに出席した。

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　本展では、伝統を継承しながら、現代のライフスタイルを上質なものに格上げする、「伝統と革新」の技の数々を披露。会場では、多くの体験プログラムも用意し、ものづくりが体験できる。きょう2日～4日まで同会場にて開催される。

　小池都知事は9回目を迎える同展に「日本の文化、そして生活を支えてきました衣・食・住・工の伝統的な技、そして最先端の技術を目の当たりにしていただければと存じます」とアピール。続けて「私たちは今、自然災害や気候危機、エネルギー危機、そして不安定な国際情勢、そして為替相場が大きく動いて株価の方にも変動が見られ、何かとリスクがどんどんと変わってくるという厳しい局面に立たされている。その中でも乗り越えていくには、私たち日本が、そしてこの東京が蓄え、築いてきたものづくりの力にあると確信しております」と語った。

　また2025年に東京で開催される世界陸上に触れ「東京の伝統やテクノロジーの革新、伝統と革新が織りなす卓越した製品や高品質なサービスを堪能していただけるように準備をしていきたい。東京、そして日本の多彩な魅力を大いに発信する機会にしていきたいと思います」と話した。

　セレモニーにはタレントの村重杏奈も登場。“祭典サポーター”として「ものづくりをされている方の魂をしっかり受け取れるように頑張りたいと思います！」と意気込んだ。