【RIZIN】平本蓮「今回は怪我もあったので…」試合後だから語れる、膝の負傷と朝倉未来への思い

ABEMA『【舞台裏 完全密着】朝倉未来×平本蓮「完全決着」後編』が公開（C）AbemaTV Inc.

　28日に行われた『超RIZIN.3』のメインイベントで対戦した朝倉未来と平本蓮に密着したドキュメント『【舞台裏 完全密着】朝倉未来×平本蓮「完全決着」後編』が、同大会をPPVでライブ配信したABEMAで無料公開された。朝倉に1ラウンドKO勝利した平本は、試合後のインタビューで隠された真実を明かした。

【試合動画】『超RIZIN.3』日本中が熱狂した朝倉未来vs.平本蓮

　平本は試合前にABEMAからオファーされたインタビューを断っていたが、その理由として「今回は本当に真剣だったので。怪我もあったし、練習で毎回サポーターをつけて膝を守りながらやっていたので、どのシーンを使っても危ないなと思った」と、右膝を負傷していたことを打ち明けた。

　この試合に向けて「勝つ気持ちを持ってとにかく舐めずに、徹底的に、徹底的に、徹底的に、とにかく舐めずに大きく相手を見る。でも大きく見過ぎちゃうとのまれちゃうんで、自分がさらに大きくなったつもりで見る。ただ舐めずに。グラップリングとか全然見せてないですけど、とにかくすべてを用意してきた。だからこそ攻めることができた」と、これまでにない意気込みで練習に取り組んできた平本。

　「自分がなんの悔いもなく、これで負けたらしょうがないくらいの気持ちでやってきた。アスリートになった感じ…、いや今回はアスリートだった。今まではエンターテイナーだったかもしれないけど、アスリートとしてアマチュアの頃を思い出すように死にもの狂いでやってきた」と振り返り、「“世紀の一戦って世紀の凡戦”って言わたりするけど、最高の勝ち方を絶対にしたいなと思った。それが一番ファンに返せることだと思った」と並々ならぬ覚悟を持ってリングに上がり、朝倉未来と対峙した。

　大きな目標を乗り越えたが、「これで燃え尽きるとかもないし、ここから先またさらに続いていく。踏み台とかではなく乗り越える気持ちで、朝倉未来を乗り越えられたと思う」と平本は今後を見据える。インタビューでは、朝倉未来への今だから語れる思いもたっぷりと話した。

　ABEMAでは本大会のPPVを見逃し配信中。購入者限定特典の未公開映像も公開されている。